5月の日記 [4月] [3月］

5月31日

 今日は巷で話題騒然になってた（過去形）プリズムコートを購入。
 もと全日本代表に選ばれたバレー選手だったが体を壊して引退し女子高の教師になった主人公が、弱小バレー部のコーチを引き受けるといういかにもな設定のゲームです。
 ちょっとダレる部分があるし何をすればどのパラメータが上がるかなんてことがイマイチ分かりにくかったりするけど、キモになるバレーボールの試合シーンはかなり頑張って造り込んであり、なかなか熱中します。

 それと同時にＣｏｄｅ Ｒというレースゲームの体験版も貰ってきました。
 このＣｏｄｅ Ｒは、ゲームの展開自体は同級生とかゼロヨンチャンプシリーズのような構造になってますが、肝心のレースというかレースのリプレイモードに重点を置いているゲームで、リプレイ時にアニメみたいなカットバックが何度も入り、観客やライバルがいろいろ言ってくれて全く飽きません。
 訴求点をしっかりと見極め、その点をしっかりと造り込んであるあたりは両作品ともに非常にイイ感じです。
 ただ、大きなカタルシスを得られるのがほとんどここだけというのはちょっと辛いものがありますね。

 割と長く楽しめそうなこの２本、興味があるなら買ってみて損はないと思います。
 

5月30日

 昨日はおやじの会社の用事で出張に出かけました。
 ただ黙って会議に参加して、会議のあとで飯食ってるだけでいいという話だったけど、せっかくだから会議の概要をまとめて報告書にして渡そうと思いたちモバ２で会議の内容をまとめはじめましたが、その会議でそんなことしてる奴は俺だけで、非常に浮きました。
 しかもどうやら２０代は俺だけだったらしく、どっかの跡取りの若造がハイテクを使ってやがるみたいな視線がありましたが、こういうときはここで使うのをやめると後ろ向きなので使い続けることにしました。

 田舎や土建屋のオッサンはパソコンが使いこなせないので妙な反感を持ってますが、こっちが堂々としてさえいりゃオーケーです。
 しかし……俺以外の誰もザウルスすら持ってなさそうだったのには参りました。大丈夫か日本の土建屋の営業マン？
 

5月29日

 最近の飯野賢治氏はいったいどないしたんやろ？
 セガＢＢＳとかでやけに殊勝な発言をしたり、日記でナーバスな発言を繰り返したり。

 なんか、まるで別人みたいですね。
 

5月28日

 最近思うんですが、現在のネットワークＲＰＧ事情は、約１５年前のＲＰＧ創世期によく似ているんじゃないでしょうか。
 パソコンで発売されたDiabloとＵｌｔｉｍａＯｎｌｉｎｅは、やはり当時パソコンで発売されたＷｉｚａｒｄｒｙとＵｌｔｉｍａに当たる位置づけで。
 この双方のええとこ取りをしたゲームがネットゲーム界のドラクエになれると思います。

 でも、双方のええとこ取りをしたライフストームは全然売れていません。さしずめネットＲＰＧ界の夢幻の心臓って位置づけになるでしょう。
 日本でパソコンゲームとして発売され、双方のゲームのいいとこ取りをしようという発送は非常に良かったんだけど、いまひとつノリきれてなった不遇の野心作という位置づけなあたりがそっくりと言えます。

 この、ネットゲーム界のドラクエを生み出すにはあと２つの条件が必要だと思います。
 その条件とは、家庭用ゲーム機で発売することと開発予算と制作期間をふんだんに用意することです。

 やっぱり中途半端なゲームでは一般人は遊んでくれませんからね。
 こういうのをきちんと用意できれば、Ｄｒｅａｍｃａｓｔが次のデファクトスタンダードの地位を握ることも充分に考えられます。
 ただ、くれぐれも中途半端なモノを用意しないことが肝心です。去年の１２月にＮｉｆｔｙが始めたＤｒａｇｏｎ’ｓ ＤｒｅａｍのようなメガドラのＢ級ＲＰＧみたいなシロモノでは話になりません。
 最初が肝要です、ここに注ぎ込む金も人も半端なものでは許されないのではないでしょうか。
 市場の覇権を握りたいなら、最高の開発者に２年の開発期間と１００人のスタッフと１０億ぐらいの制作予算を用意すべきじゃないでしょうか。
 

5月27日

 今日は依頼を受けてた原稿が一本上がったので、気分転換を兼ねて半日ほど散歩に出かけた。

 朝の9時から歩き始め、湾岸の道路をてくてく歩く。公民館を通り過ぎ、たこ焼き屋を通り過ぎ、真珠屋さんを通り過ぎていく。
 観光客の来ない地元民だけの穴場の小さな砂浜にさしかかると、小学生たちが乱れた隊列を組みながらワイワイやっていた。
 地元の小学校の遠足だ。なるほど、今日は天気がいいし、ちょうどいい風もあるから遠足に出かけるには絶好の日和だ。

 途中、ごつい一台のバイクに乗った若者２人連れを見かける。
 若者たちは岩棚を見ながら、何かを話し込んでいた。ナンバープレートを見ると、どうやら神戸からのお客さんらしい。
 昨日の深夜あたりに出発したに違いない。白浜の太陽は神戸よりまぶしいだろうか？

 そして、強烈な白の照り返しと熱気をはらんだ風の待つ白良浜に、俺は足を踏み入れる。
 白良浜の青い海に目を転ずることなく、ただ足許の照り返す白い砂に目を落とし、浜の端から端までただフラフラと歩いてゆく。
 どこまでも続くささやかな白い砂浜の曖昧な模様と、寄せては返すただ単調な波の音の中で歩き続ける俺の頭の中身は溶け出していく。

 でも大した距離じゃない、15分も歩けば反対側の端にたどり着いた。
 俺は土産店で烏龍茶のペットボトルを買い、砂の流出を食い止めるために積み重ねた出島の上の平岩で、Ｔシャツを脱いでごろんと寝転がり、波の音を子守り歌に、小一時間ほど昼寝する。

 俺は再び歩き始める。
 今度は、海の見える露天風呂に向かって。タオルは持ってないけど、身体はＴシャツで拭いて絞ればいい。濡れたＴシャツも、今日の天気なら家に帰り着くまでには乾いているはずだ。

 土産物屋を通り過ぎ、交番を通り過ぎ、古ぼけた温泉タンクの前をてくてく歩いてゆく。
 「第4水曜日定休日」俺は海に面したからっぽの風呂の前で、途方に暮れた。

 ……チキショー、書いてて背中がかゆくなる！
 俺は次の仕事ではこんな文章を書かないかんのですが、ちゃんと書けてますか？
 

5月26日

 今日は悪夢を見て目が覚めました。その悪夢の内容はこうです。

 自分のパソコンにカメラを接続し、自分の仕事してる様を壁紙にして動作確認をしていると、やにわに頭がはげていることに気が付いた。
 ってゆうかもうカッパハゲという以外には形容のしようがない状況にまで戦況は泥沼化しており、俺様大ショックを被る。
 これは以前見たガン告知される悪夢の次ぐらいにショックを受けた。しかし、我ながらよくそのショックで目が覚めなかったもんだ。

 デブを克服しつつあって、もうすぐ少なくとも見た目上は真人間になれるという矢先に頭がはげてるという事実を知った俺は、絶望の淵に立たされる。
 これは夢だ、と思ったがなぜかその夢の中では俺はいや、これは夢じゃない現実なんだと思い悲しくなって号泣する。
 で、頭を少年ジャンプで隠しながらコソコソとデパートに出かけ、マネキンのかつらをギって頭にかぶろうとするが頭がでかくて入らないことに気が付くことになった。
 あせった俺はアデランスに電話し、向こうの言い値でかつらを作る破目になった。

 この夢は単なる嫌な夢ですが、これの凄かったところは朝起きたら涙で顔がグシャグシャになっていたことです。
 こんなことでも泣くのか俺は、ガン告知された夢でも泣きはしなかったのに。
 

5月25日

 さて、今日はまたしてもネタがない。
 強いてネタといえば、朝からチャーハンを造って食べたぐらいでしょうか？

 このチャーハン、具はトウガラシと乾燥ニンニクと卵のみというシンプルな構成で、その代わりに調味料をこれでもかというぐらい入れるというきわめて体に悪いシロモノです。
 ひとくち口に入れたら辛さで汗が吹き出すようなシロモノで、全部食べたら俺ですら腹が熱くなってきます。

 でもこれ食べないと、体温あがらないんだよなぁ。
 

5月24日

 今日はBBSで評判のクソゲー白書を買った。
 同じ類のゲームカルチャー本としてシナジー（相乗）効果を生み、一般書籍棚への橋頭堡を確保しできればいいんだけどなと思いながら読書開始！

 ……えーと、

 でも、77ページから79ページのドラゴンボールのコメントに代表されるように、不自然な改ページ位置の調節で2ページ以下の原稿をあからさまに3ページに水増ししたり、224ページでの女性向けのゲームをギャルゲーと呼ぶなんていう記述はあんまりじゃないでしょうか？
 

5月23日

 今日は書くことがないので、ラブレターの書き方のお手本を示してみる。

 さあみんな、これをプリントアウトして速攻好きなあの子にレッツ送付！ これでユルマン、ゲットだ是！
 

5月22日

 13日の日記でＦＦ８発表後、ＰＳＭ ｏｎｌｉｎｅあたりではどんな投稿が出るのかいろいろ予想していましたが、その予想をはるかに越えるものが現われました。

 んで、これに関する２２日の読者の反響が大歓迎、古典的な男と女の恋愛なんて飽き飽きだとか、いやいや大衆のほとんどは同性愛に対して嫌悪を抱いてるからとかそういう大マジな返答が帰ってるのがさすがホモの本場アメリカ、日本より同性愛が身近な国なんだなと思い知ることしきりです。だてに世界中のホモビデオの9割が制作されている国じゃありません。
 Ｘｅｎｏｇｅａｒｓのシナリオライターの一人、嵯峨栗生さんが自分で書いてるＸｅｎｏｇｅａｒｓのやおい本を読ませてあげたいですね。あと、フロントミッションオルタナティヴにもホモとオカマが出てきたことを教えてあげたいです。

 ……なんて書いてたら、なんかどんどんそう言われれば、あの2人がホモじゃないなんて保証はどこにもない、いやむしろスクウェアならやりかねないという気持ちになってきました。なかなか鋭いな、アメリカ人！
 

5月21日

 今日はＳＥＧＡのＤｒｅａｍＣａｓｔの製品発表。俺はというか、大抵の企画屋は性能よりむしろ標準コントローラの形状に大いに注目していたと思います。

 ゲームマシンは性能もそうですが、それ以上に標準コントローラの形状が命です。この部分がそのマシンの設計思想の半分を現していると言っても過言ではないでしょう。

 んで、そのコントローラの形状ですが、早い話が６４コントローラをマルコンみたいにした感じで、ハッキリ言って始まる前から終わってます。本気でつらいです。困ります。

 そのうえサターンから比べてボタンの数が減ってるように見えますが、これにも脱力しました。
 どうせ新機種にするなら、なぜにＰＳのＤｕａｌＳｈｏｃｋコントローラの形状をパクらなかったのか、本気で理解に苦しんでいます。

 ３Ｄゲームのインターフェイスの行き着く先は、デュアルアナログコントローラ以外にはないということを解っていただきたかったです。
 海外市場で展開する場合に避けては通れないＱｕａｋｅなんかをコンシュマー用に、プレイヤーにストレスをかけない形でまともに移植するためには、必須なんですけどね。
 まさかデュアルスティックを採用しないとはこれっぽっちも思ってなかったので（ゲーム屋さんなら、ＤｕａｌＳｈｏｃｋ形式が標準になって欲しいと思ってたと思います）、腰が抜けました。

 チキショー、これで俺の企画の持ち込み先はソニー方面に決定じゃんかよ。（だってデュアルスティックなしにマリオ６４とかバンジョーカズーイあたりより自由度の高いまともな３Ｄゲームなんて造れないんだよ？）しかし、

ことは嫌になるほど自覚しているけど、でも書かずにはいられないぐらい俺にとっては重要なことだったのです。
 

5月20日

 なんなんだ今日は！ いろいろ起こったけど全部書けんことばっかりやんけ！
 松谷さんの件はちょっと書きすぎたかもと反省する部分があります。ほんとはもっとカッチリとした意見交換をしたかったんだけどな。
 

5月19日

 今日は我が家に大特価ダンピングされてたらしいバーチャルボーイのソフトが5本とオプションが1個届きました。
 東京のNifｔｙの知り合いがわざわざ届けてくれたもので、非常にありがたい限りです。

 しかしこれ、1個10円で売ってたもんだから商品総額60円、消費税込みでも63円なんですよね。
 ・・・・・・そう考えるとなんか、金払うのがめんど臭くなってきましたが、でもそういう訳にはいかないのが世の常。送料込みで千円ぐらいでしょうか。明日早速送りに行きますナリ。
 

5月18日

 まず、松谷創一郎さんの17日の日記を読んで見てください。イタいですね、いろんな意味で。
 どうもその前の15日の超クソゲーへの細かな指摘をいただいたときに俺がＭＡＩＬで反論したものを受けて書かれたみたいですね。

 俺へのMAIL内容といい、ちょいと（というか、メチャメクャ）失望しましたよ。ああ、松谷創一郎ってこんなレベルのアニマルトークで御満悦なんだなぁって。
 だってこれってコンプレックスの裏返し且つものすげえ類型的な反オタク系アジ文章なんだもん。こんなんファミコンゲームもやる洋品屋の兄ちゃんレベルが吐きそうなお言葉じゃないですか。言葉を扱いそれを生業にされてるんなら、こんな小市民レベルの文章を書くとカッチョ悪いと思うんですがいかがでしょうか。
 同じオタクバッシングでも、俺なら

 と、はっきり言いますね。これが最善とはとても思わないけど、もうちょっと気の利いたこと書いたほうがいいんじゃないかと思いますが。

 大体いまどき体臭プンプン頭ベタベタ顔ギトギトな奴なんて、オタクヒエラルキーの中でも最下層に位置するシタッパーズに過ぎないっていう認識が根本的に欠如してるあたりが5年は時代を錯誤していらっしゃる感じで相当イヤーンです。

 松谷流に言うなら、俺みたいな奴でも

 みたいな言い方もできるから、不毛なんですよね激しく。ＱＪで記事書かせて貰えるのはありがたいですが、それが太陽のしっぽ批判と同ベクトルでステータスだと受け取ったりするみたいでかっこ悪いですよ？
 ちなみに、ＱＪ情報ではイケてるって言葉は既にイケてないご様子です。

 そもそも、松谷さんにこれほど恥かしい書簡を公開させてしまうほどの余裕の無さをもたらすコンプレックスがなにかというと、80年代の海外ゲームの流れを悲しいほど知らないらしいことがすべての元凶のようです。

 この太陽のしっぽの批判に対する批判も、ＡｍｉｇａとかＡｐｐｌｅ２とかＡｔａｒｉ ５２０ＳＴとかＳｐｅｃｔｒｕｍのゲームを知ってれば、恥かしくて吐けない台詞のオンパレードになります。そもそも、太陽のしっぽとか糞デジコミのありようそのものが悪いなんて言ってるオタクは誰もいないわけで。
だって俺とかみたいな（海外ゲーム）オタクは、こういうセンスのゲームを10年前から大喜びで遊んでたんですよ。だから太陽のしっぽみたいなゲームを否定してるわけじゃないんですよね。

 こういうのもアリだと、でもその思想云々以前にこれってただ単に出来が悪いから、みんな笑いものにしてるだけってのをいい加減ご理解いただけませんでしょうか（同じ飯田氏作のアクアノートの休日の悪口は誰も言ってないわけだし）。
 まず、そんな松谷さんはここにあるものを片っ端からダウンロードして、一度勉強してみるといいかもしれません。今度こそ俺の言ってることが解ってもらえると思いますから。松谷さんのオタク批判に内包する自閉もまた明確化するでしょう。

 是非この辺の感想を、俺がかっこいい系の人だと思ってるカルメン伊藤さんとかいまなかさんとかチョコバナナさんあたりから伺いたいところです。

 ま、この文章も俺がいま臭いから（腹から脂汁が出てるから風呂に入ったらヤバイ）イライラしてるのを松谷さんに叩き付けてるだけかもしれないですがね。
 

5月17日

 今日の昼間、Ｈｉｔｏｓｈｉが録画したベルセルクを３周６話分いっきにまとめて見ようと思い、ビデオをスタート。
 しばらく寝転がって、痒くなってきた腹の傷跡をボリボリ掻いていたら激痛が！

 恐る恐る覗いてみると、傷跡パックリ開いてるじゃないですかもうイヤーン！ ってーか、パックリってよりもいっそザックリって感じの深さです。
 どう見ても２センチ以上の深さがあるドドメ色の裂け目に思わず愚息も大ハッスル吐き気を催しました。

 さらに、前に裂けた別の傷跡みたいに血とか脂肪汁（血漿のような透明のヌメヌメした液。俺命名）が出てきてないのがいやがおうでも不気味さを倍増させてくれます。

 そう言えば、太った人間は裂傷が治りにくいと医者でも言われました。今回のは多分それでしょうなぁ。
 ちくしょう、太ってたらいいことがないなやっぱり。

5月16日

 今日もＰＳＭ ｏｎｌｉｎｅを覗いてました。最近はフェミニズムの国アメリカらしく、お題の一つに女性とゲームなんてのがあったりします。
 まぁレイプ事件とかが多いからこそフェミニズムは発達＆先鋭化したりするんですけどね。

 その中でひとつ、イカしたご意見を見っけたんで無断転載します。これって犯罪？ 犯罪？

5月15日

 今日、暇にあかせて英文スパムの一括ダウンロードをしていたら５月３日にはクリスからＭＡＩＬが届いていたことが大判明。昨日の不用意な発言といいこれといい、つくづく自分が情けなくなってくるデス

 てなわけで、お詫びがてら今日改めてもう一度ＭＡＩＬ出すことにするナリ。
 

5月14日

 今日も今日とてサーフィンして、そういやクリス（超クソゲー巻末対談に登場した、謎の外人）今頃どうしてるかなと気まぐれにＵＲＬ打ち込んだら、

 たぶん自分でも知らないうちにすっかり日本のごく一部で有名人になってるクリス・ベイカーを、みんなで襲撃遊びに行ってあげましょう。
 特に英語が堪能な人（いまなかさんとかたくまんさんとか西夜さんみたいな人）は、奴にＭＡＩＬを送り付けてあげて下さい。その際には、本に載ってるということも忘れずにお伝え下さいね。
 開設１ヶ月で２０００アクセスぐらいみたいだから、突然アクセスカウンターが急激に回りだし、しかもそのアクセス増加分が全部日本からとなると奴の驚く顔が目に浮かぶようです。

 というわけで、英語が分かんなくても是非一回といわず二度三度と奴のＨＰに足を運び、アクセスカウンターをグルグル回すようにご協力をお願しますね。

 警告：
 でも、これ以上再読み込み５００連打なんてことはせんように。少なくとも俺は、友人に迷惑がかかっても笑って許せるほどビッグなアスをお持ちじゃないので（俺のこの前の発言の不用意さも含めて）。頼むよメーン。
 

5月13日

 今日、例によって例のごとくUGP ONLINEあたりの海外ゲーム雑誌系サイトで、ＦＦ８の制作が今週の金曜にも日本で発表されるというニュースが掲載されてます。ジャンプの特報待ちなんじゃねーの？ なんて日本の事情は向こうさんは知ってるはずないですもんね。

 はっきり言ってＦＦ８制作発表なんて事はこの際どうでもいい、それよりむしろ明日の海外ゲーム雑誌系の投稿欄がいったいどういう騒ぎになってるのか、想像しただけで楽しみで楽しみでウキウキしてしょうがねえよまったく！
 そういう訳で今日は、明日のコレ系投稿欄にどういう文章が送られるのか大胆予測だ！

 俺は明日はこういう発言でいっぱいになってる方に俺の胆石全部賭けてもいいですが、皆さんはいかがなものか？
 

5月12日

 ヨーホホー！ 今日ついに体重３ケタ割りましたぜメーン！
 これで俺も、晴れて栄光の3ケタ倶楽部（岡田斗司夫さん名誉会長）から脱退だ〜ぜ〜！

 今でもう３０キロは痩せたから、あと２５キロ痩せれば全然オッケーですナリー。

 これで晴れて、年内に見合いが出来る目処が立ったというもの。見合いの席でウガニクさん張りの好青年になった俺が、

 「趣味はインターネットの怪文書収集です。例えばスカルファックっていうのがあるんですけど、最終的に頭が突っ込めるぐらいガバガバにするためにはどうトレーニングすればいいかとか、頭突っ込む側のスカルファック専用シュノーケルの通販先とかが懇切丁寧に解説されてたりするんですよ。それとか、写真付きの人肉タコス調理レシピとかありますよ。まぁ料理されてるのが頭ハゲらかした中年のおっさんでいかにも不味そうなのが玉に傷ですけどね」

 とかいうダイナマイト発言をぶちかまし、相手がた卒倒のさまを是が非でも伺いたい。
 

5月11日

 ここしばらく、会議室の方でガングリフォン2がくそゲーか否かが話題になっているようですね。
 うーむ、対戦モードってつまんねぇのかと素直に感心しました（対戦モードは未プレイ。だって回りにサターン持ってる奴がいねぇんだもん）。
 ところでこの対戦ケーブルって、ゲボッカーズに付いてた奴でも使えますよね？
 まぁ4月25日の日記で絶賛した手前もありますし、今日はこれについての話題にしましょう。

 ちなみに対戦モード未プレイな俺としては、まぁ後半面は異様にキツいとは思いますがガングリフォン2は充分楽しめました。しかし、楽しめないという人もいます。中にはくそゲーハンターにぶった斬ってもらいたいという意見まで出るしまつ。

 まぁ、ガングリフォンが面白くないという人は対戦モードが期待外れだったのでしょう。
 その点でプレイヤーの内的世界ではガングリフォン2はパターン青・使徒と確認（いちばんキツイ時期の死語）されたわけですから､対戦モードで遊んでない人はさほど気にしなかったオープニングにも突っ込んだりしてたとだってもはや敵なんですから。
 こういうとき、自分が確認したガングリフォン2というくそゲーがいったい何者なのか、どうして面白くなかったのかを掘り下げるために良いものがあります。

 っていうか役立ててください。お願します。どうぞよろしく。

  最後に、そもそも阿部広樹は仕事を選びませんが

 んですよ。くそゲーハンター自体は寿司のシャリみたいなもんで、ネタがくそゲーハンター的に良くなきゃにっちもさっちもどうにもブルフロッグ（ピーター・モリニュー辞めたから）なんですよ。

5月10日

 さて、アクションＲＰＧはよっぽど変なものでない限り、ストーリーテリングを要する他のジャンルのゲームよりおおむね分かりやすいというのは異論のないことと思います。（そこ、しょうもないゲームの固有名詞を持ち出して反論したつもりになるんじゃないよ。いまは一般論の話をしてんだからね）

 アクションＲＰＧはアクション要素を持つがゆえに操作系そのものの直観性が求められているからです。
 もうひとつ、アクションＲＰＧはおおむね扱うキャラクターが独りです。複数制御のアクションＲＰＧ等もありますが、これも基本的に扱うのは1人だけで他のキャラクターはプレイヤーが直接制御するキャラクターをフォローするという形になります。

 つまり、アクションＲＰＧは分かりやすくならざるおえない構造を持ったジャンルであるということが分かると思います。複数のキャラクターを同時に同列に扱うことができない代償に、アクションＲＰＧは分かりやすいのです。

 そこで、この欠点を補完する為にネットワーク化があるわけです。
 ネットゲームでは他者とのラグを無くす為に、ゲームプレイそのもののリアルタイム化が必須です。（でなけりゃ相手が何もしていないとき、こっちも何もせずに待たなければならなくなりますからね）

 ううむ・・・・・・ここまで苦労して書いてみて、なにがなんだか自分でもちっとも分からなくなってきました。術後の疲れでしょうか、今日はなにを書いても駄目な日のようですな。

 とっとと寝た方が良さそうなので寝ますナリ。
 

5月 9日

 いやぁ、ＳｔａｒＣｒａｆｔ（スタークラフト）いいですよぉ。
 スタークラフトってのはウルティマ1&2とかバーズテイルを最初に日本のパソコンに移植した今はなき移植系パソコンゲームメーカー・・・・・・なんて誰も突っ込まないボケは置いておくとして、Diablo（ディアブロ）でメガヒットをブチかまして鼻息の荒いＢｌｉｚｚａｒｄ（ブリザード）社の新作リアルタイムＳＬＧのことです。
 まぁ、言ってしまえばアップル２の頃から脈々と受け継がれているメガドラのヘルツォークみたいな（そう、メガドラのヘルツォークですらアップル２に源流を持っています）タイプのクラシックなリアルタイムＳＬＧです。

 だけどこれ、造り込みが半端じゃなく凄まじい。こんなに丁寧に造られたゲームって、いまどき年に何本発売されてるんでしょうか？
 まず操作系、直感的だと言うにはちょっとためらわせる部分があるけど、それでもこれより良い操作系の考察を行えと依頼を受けたら、俺ならまず1ヶ月は研究期間が必要です。（とか書きながら、3分後には俺ならこうするというシステム改定案が頭の中に出来てくるのが企画屋たるサガなんでしょうね）
 そのぐらい頭の中で練り込まなければ、これより確実に良いインターフェイスなんてそうそう考え付けるものではありません。
 もし思い付いても、ちょっとした枝葉の改良なんてレベルではなく根本的な改良となるでしょう。
 つまり、こういうデザインのゲームの場合、このシステムはある意味行き着くところまで行き着いてます｡

 でもこのタイプのゲームは、ある種宿命的にプレイヤーを選びます。これだけべた褒めなスタークラフトにおいてすら、例外ではありません。
 日本では、ディアブロ以上の人気を得ることは難しいでしょう。だってアクションＲＰＧは普通に造れば絶対にリアルタイムＳＬＧより分かりやすいもんね。根本的に分かりやすいから、その分裾野が広くなるわけです。
 ではなぜアクションＲＰＧは分かりやすいのかという話は、また明日に続くということで。
 

5月 8日

 やっとのことで、一時帰宅が実現しました。
 これから本調子になるまであまりたくさんは書けないかもしれませんが、これからもどうぞよろしく。

 で、病院で寝てたら、お母（か）んからアンタの本、伊集院光さんが読んで面白いって褒めてたってという情報がもたらされました。
 いやぁ、お褒めいただいてありがとうございます。
 でもなぜに伊集院光？ それは、伊集院光氏がうちの近所の喫茶店の婿養子だからだよという落ちがあるんですね。

 だから、そこのおばちゃんから聞いたらしいです。でもなんで、伊集院さんが俺が嫁さんの実家の近所に住んでると知ってたのかは不明ナリ。
 

5月 7日

 昨日は地獄あるのみでしたが、今日はちょっとだけマシです。
 しかし、採尿管抜かれるときって痛いのね。
 

5月 6日
  ぎょえ〜！痛てぇ〜！死ぬる〜っ！
 

5月 5日

 明日は胆石のシリツなので、看護婦さんに腹毛を剃ってもらいました。
 剃ってもらってる間はいいんだけど剃り上がった後はやけにチクチクして、おちおちスタークラフトもやってられません。

 そうです、今の時間は家に帰って昨日買った海外ＰＣゲームを遊んでるだけの暇があります。
 ああ、でもこれだけＰＣゲームを買ってきたのにまとまったプレイ時間をとれないのは辛いもんがありますね。明後日以降までおあずけです。
 ・・・・・・って、手術の翌日にはゲームするつもりでいるんか俺。
 

5月 4日

 楽しいＮｉｆｔｙ−Ｓｅｒｖｅの関西ＯＦＦの報告の前に、ちらっとＢＢＳを見てから日記を仕上げようと思って覗いて見たらものすごいことになってるじゃないですか嫌イヤッホウ！

今日のイイ言葉；

     にふてぃ                  かげん      か       こ             や
   NIFTYでいい加減な書き込みは止めてください！   Ｗｏｒｄ ｂｙ  無名の電話担当者（セガ社員・日本）
     ＭＡＧ大先生様はセガのＳＳネットワークス専用のフリーダイアルに電話されたおり、上記のように怒られたことがあるそうですな。
     無名の電話担当者さん、 あんた男だよ！
 

5月 3日

 今日はまだなにも書くことが起こってない、それもそのはず今は朝6時半。起きてから10分と経ってません。
 しょうがないので、今日の予定をさも起こった後のように書くことにします。

 今日は大阪でのＮｉｆｔｙのＯＦＦのために大阪へ行く途中、1億円拾う。

 すぐに落とし主が見つかって残念だが、感激した落とし主のビル・ゲイツさん（仮名）が、俺の家のＰＣに不安定なＷｉｎｄｏｗｓ98ベータ版をインストールしてあげようと申し出てくれるが本気で迷惑なので断った。

   今日のイイ言葉；

                          まん   えん
  うんこ萬円  Ｗｏｒｄ ｂｙ  ともひさ（小学2年生・日本）
 

5月 2日

 最近になって、ぼちぼちと超クソゲーの書評が掲載されはじめた様子。
 現在判明しているだけで、ＡＥＲＡ・ＳＰＡ！・コミッカーズ・ぴあ・東京一週間・セガサターンマガジン・ホットミルクで、なんらかの形での書評を載せていただいているようです。

 いやぁ、ありがたいことです。どの書評もおおむね好意的に評価していただいていて、今までの苦労が報われたような気がします。
 ＮｉｆｔｙやＷｅｂページ上での書込みでもおおむね好評のようで、本当にありがとうございます。

 しかし、俺が最も嬉しく思っているのは実はセガプラネット掲示板で評価されなかったことです。
 太陽のしっぽを遊んだこともないくせに飯田和敏さんの実験作で評価されてるはずだみたいなチャラいレンジャーなことを平気でお書きになるほどゲームに一家言ある皆さんに、この筆者は分かってないとかムカつくとか言っていただけて、天にも昇る嬉しさですマジでマジで。

  今日のイイ言葉；

    A truly contemptible enemy is as useful as a cool friend
  心底卑劣な敵は、クールな友達と同じくらいに役に立つ   Ｗｏｒｄ ｂｙ ジュード（元モンド２０００編集者・アメリカ）
   みんなの嫌われ者が、君のことを名指しであからさまに攻撃すると、君の名前はよい意味でみんなに知れわたることになるからだ。
 

5月 1日

 今日は、日本漫画が世界ですごい！という本を購入。
 内容的にはタイトル通りのものだけど、ときどき天然テイスト溢れる外人の面白フレーズがピックアップされているのがアクセントになってます。

 得に面白いのがフランスにおけるアンダーグラウンド・ジャパンという特集で、ぽぽころー（ほんとに日本語でこう書いてる）というフランスの季刊雑誌の編集者にインタビューしてるんですがガロというか全部根本敬と言った方が正確な感じのサブカル雑誌だというところが笑かします。

 今日のイイ言葉；

        はにわ              え      ど     じ    だい
   埴輪は江戸時代からある    Ｗｏｒｄ ｂｙ ソンソン（漫画家・フランス）