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Prompt Diary

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5月31日
 
 今日は久々に、強烈な高揚感が帰ってきました。
 やはりくそゲーハンターの原稿を書いてる時は違うモードに入ってるもんだと改めて思う次第ですな、ハッ!
 
 
5月30日
 
 今日は久々にを読んでみたら、面白かった! 今よりッ! やっぱ日記は2年目からが面白い(自分が)ってのは本当なんだなぁと思い知った次第です。
 
 
5月29日
 
 今日は各方面に電話するも、皆さんあいにくと爆睡中であったご様子。ごめん
 なんと申しましょうか、当方も寝ている間に電話をかけることだけは避けようと思っていろいろ考えたりしてるのですが、いろいろ考えた上で昼の2時から夜9時にかけて電話をしてみたら揃いも揃って寝てるというのはちょっと問題があるのではないでしょうか?
 
 ところで、寝起き電話の対応が明らかに面白い人というのが時々いますね。
俺:あ、もしもし阿部と申しますが、いつもお世話になっております。Aさんいらっしゃいますでしょうか?
A:……ふぁい
俺:あ、Aさんですか? もしかしてお休み中でしたか、どうも申し訳ありません。
A:……ふぇい
俺:申し訳無いですけど、いま大丈夫ですか?
A:……ぷぇ〜い(あくびをかみ殺しながら)
俺:返事になってませんよ、まあいいです。ところで今回の……(仕事の話)……ってな感じでどうですかね?
A:スースー……ふぇへ?
俺:今、一瞬寝てたでしょ。
A:……へ? 大丈夫れす、起きてますよぉ〜。
俺:じゃあそれの締め切りは明後日ということで、よろしくお願いしますね。
A:ふぇえ……(またあくびしながら答える)
俺:じゃあどうも、お休みのところ申し訳ありませんでした。では失礼しますんでよろしくお願いします。
A:……わかりました、仕事ですね。で、なんのでしたっけ?
俺:いや、覚えてなければいいです。これはですよ。夢夢。
A:……なんだぁ、夢の中まで電話してこないで下さいよぉ〜。
俺:へへへ、ではよい悪夢を〜。
 Aさんはこの電話のことは全然覚えてませんでしたが、この後の再電話で悪夢を見たと愚痴ってました。というか、このことすら覚えてないでしょさん?
 
 
5月28日
 
 今日は、どりぶという雑誌が新創刊されて知り合いが何人か書いているので購入してみることにする。
 おとなランチからはデク4コマが巻末に掲載されていて、あいかわらずの投げやりぶりです。
 
 担当編集ロドリゲス大澤も、そのナチュラルボーンシリアルキラーなメキシコ系犯罪者ヅラで、誌上にビジュアルショックを与えています。その顔を見れば、なんで俺がロドリゲスと名付けたのかよく分かると思います。是非一度見ておいてください。
 
 
5月27日
 
 ざるの会24日の蓼沼日記にて、ゲーム企画者が真っ先にやるべきことについての言及がありました。

24日の蓼沼日記より引用 
 ゲーム企画者やゲームデザイナーにとって最優先で実現すべき一番重要なことは「権力の掌握」です。
 人月(開発期間)や機材等の予算権限、企画仕様を実現できる人材を集める人事権等を自分で握る事が肝要なのです。
 水槽の大きさや水量、そしていつまで蛇口を開いているかを自分の権限下に置くのです。
 
 俺は俺に対する発注形態の構造上、ここまでの権力を持って仕事したことはないですが、だいたい企画マンに権限を与えない会社ってのはクソゲーメーカーに多いですな。というか、ヤケクソに押しが強い営業や絵描きやプログラマのいる会社ってのは、バランスがメチャメチャになってたりしがちのご様子です。
 
 ある事例を挙げましょう。まぁその仕様書も決して完成度の高いものだったとは言いえませんでしたが、仕様書の誤字脱字読みにくさを指摘して書き直させていた(校正した、じゃなくて書き直し)メインプログラマがいました。質の低い仕様書も確かに問題ですが、このレベルであれば覚書の添付で急場を凌ぎ、あとでその企画マンにフィードバックして残業させればいいわけです。
 このとき、重要なのはプログラマはその覚書の添付で妥協し、企画マンはその場でメインの仕様書を修正することにより双方が折れて後のプロジェクト運営に禍根を残さないことです。
 
 企画マンもかなり若くて問題がありましたが、この時は企画マン=無能というチーム内の家族神話が出来上がっていたため、外部からの闖入者として客観的視点を提示することから始める以外にありませんでした。つまり俺が入った瞬間に権力闘争が開始したわけです。この場合はプログラマ対俺で行われました。
 
 これはもう、ゲーム開発の何たるかってよりはむしろヤンキーのガンたれ合戦に近いものがありますなぁ、いつもながら。
 これも、ミニマムではありますが蓼沼さんの言う権力の掌握に近い分かりやすい事例ですね。
 
 
5月26日
 
 今日は久々につじしんが来たので遊び

 
5月25日
 
 今日はログインが届いたので俺の連載大断絶時代をチェックする。
 うむ、我ながら相変らずヤケクソな事書いてるよな。
 
 
5月24日
 
 今日は、うちにいきなり相互リンク希望のMAILが来たので、最初は相互リンクの希望MAILってのは相手の選ぶ権利を侵害する行為だから失礼に当たる行為かもしれませんよという内容の断りのMAILを出したが、どうやらReadMe!で上位に来てるサイトには間違いまで含めて一字一句まったく同じ文面をカットアンドペーストしていろんな所に送ってるらしいことが判明したので、彼の望み通りこの日記で大公開処刑してあげることにします。
 
 こん**わ!!

 READMEでの御健闘いつも拝見しております。

 毎日読んでます。最高に面白いページですね。
 とくに、文章が一千を画しています。
 ところでこの度、僕も、WEB運営者となりました。あなたも読んでくださいね。
 というか、相互リンクしましょうよ!

 カメヤマより☆

 ReadMe!参戦の皆さん、お気を付け下さい。ところで喜んで頂けましたかカメヤマさん
 
 ……なんか、俺の公開プレイに思うところあったのか、さっそくヘタレ開始ですか。あ〜あ、つまらん。

 
5月23日
 
 今日は散髪に行ってみて、たわむれに坊ちゃん刈りにしてみた。当然後悔することに。
 
  
5月22日
 
 今日、時間が取れてちびちび読んでた星ぼしの荒野からをやっと読みおえました。
 
 この本は、デビュー後相当長い期間男のふりをしていて、そのせいで協力していたウーマンリブ団体から貴様は女のことが分かってないと言われて除名されたのと、老人ボケになった旦那の頭をショットガンで撃ち抜いて心中というまるで自分の書いた小説みたいな死に方をしたことでも有名なジェイムズ・ティプトリー・ジュニア(本名アリス・ブラッドリー・シェルドン)という女性作家の本で、当然SFです。
 
 なんか最近、SFしか読んでないからなぁ。
 
 ティプトリーの小説ってのは、女だってことをカミングアウトしてからは特にそうなんですが、基本的にセングラとの比較において約5倍ぐらいはせつなさが大炸裂したメロメロのメロドラマです。作品的には愛はさだめ、さだめは死とかたったひとつの冴えたやりかたって短編が代表作とされるんでしょうが、どっちも表紙の少女漫画風イラストがメチャ似合う内容になってます。
 
 んで、この本のトリに掲載されている作品は星ぼしの荒野からではなくたおやかな狂える手にって短編で、ようは不細工なせいで男に虐げられてキレた女たちのラブストーリーというここだけ見れば書いてて嫌になるような内容なのですが、俺の好きなSF作品5本の指に入る愛はさだめ、さだめは死のティプトリーですからそりゃあもう切なく描き上げるわけです。
 
 ティプトリーはモノホンのバリレズゆえに男なんて心の底から必要ないと思ってる人以外のウーマンリブの女性に良くありがちなようになぜか心中モノが大好きらしく、 愛はさだめ、さだめは死たおやかな狂える手たったひとつの冴えたやりかたを書いただけではあき足らず、実践してしまうんだから日本の江戸時代の作家も大驚愕でしょうな。
(ウーマンリブの中枢には、男に対する性欲が全然なくて嫌悪感しか持ってないバリレズの人がものすごく多く、そのほとんどモテモテ王国のファーザーの主張並みに性欲に根差した男嫌いぶりがそれが夫の横暴や父親や上司の無神経な発言が嫌なだけのヘテロな女性の反発を招きました。男でも、男らしく生きようの会なんてのがあったとして、実は会員の半分近くがホモだったらほとんどみんな辞めるでしょう)

 
5月21日
 
 今日はBNN刊のプロの発想法でつくる! ゲームキャラクターという本を見掛けたので買ってみた。
 中味はわりとウンチク中心になってますが、ざっと見た感じではある意味で参考になるものになっているようです。
 まぁ、俺が前から問題だと思ってる点に対する言及がこの本にも無かったことが不満と言えば不満ですが、業界歴の短い方ならば変な上司の設定資料集を参考にするよりは良いでしょう。特に、巻末に資料編として掲載されているオリジナルキャラクター作成チャートはなかなかよく考えて造ってあります。この10ページは素晴らしく参考になります。
 
 しかしこの本、何冊かのシリーズにする予定なんだろうけどどのぐらい売れてるんだろうなぁ。気になるところですね。
 
 
5月20日
 
 ほほう、最近はロリータもののダッチワイフなんてのがあるんだねぇなんて感心してたら、ネクロフィリア(屍姦愛好者)の皆さんのニーズにまで応えたのがあるんですね。
 
Tokyo Toplessから引用
 とかくネクロフィリアに生まれついた者の悩みは絶えない。普通の生活を送っている限りその願望はまず一生実現しない。時折女性を殺めては犯す連続殺人犯にお目にかかるが、死姦は好きだが殺人まではしたくない、というのが大方のマニアの心情だろ う。

 そんな悩めるマニアのためにこのたび(株)船堀産業から発売されたのがダッチワイ フ3姉妹(ネクロ仕様)だ。
 かおりしげみはるかの3姉妹という設定で、様々な死後経過時間が選べるのが嬉 しい。

 かおり(23歳、看護婦、死後6時間)は一見普通のダッチワイフだが、やや色白に仕立ててある。抱くとひんやりとし、適度な硬直感が心地よい。

 しげみ(22歳、OL、死後1週間)は肌の素材に香りカプセルが配合されており、抱く度にほのかに腐臭がたちのぼる(ABC注:いやなカプセルだな)。肌に死斑が施されており、指がくいこむ配慮がに くい。

 はるか(20歳、女子大生、死後1ヵ月は強度のマニア向け。ほぼ人間の形を止めておらず、ぐちゃぐちゃの内臓がリアルで、強烈な腐臭を伴う。汁が飛散するので、プレイ用のシートが付属しており、メーカーの良心を感じる。

 社長の船堀氏は語る。
 「この3姉妹では満足できない方に、お好みの腐敗状態死因に応じたオーダーメイドも考えています。1週間山中に埋められて茶色く変色した死体死後3日経ったぱんぱんに膨らんだ水死体ダンプに轢かれた直後の湯気が立っているぐちゃぐちゃの死体、なんていうのも可能です。当社契約の職人は腕がいいですから、きっと御満足いただけますよ。」
 
 
5月19日
 
 今日は3年ばかり使ってた椅子が壊れた
 1台5万も奮発して買ったやつなのに! より一層の減量に励まねばらなんと思い知った次第です。
 
 
5月18日
 
 今日はなつかしゲーム大全という本を見つけたので即座に買うことにする。内容的にはなつゲーの紹介と当時を振り返る為の社会状況の説明といった最近よく見かけるタイプの体裁で、ところどころケアレスミスが散見されることを除けば非常に有意義な本です。5章は。 
 そう、5章はファミコンソフトを正確な発売日順に並べてあって、いつ何が発売されたのか非常に分かりやすくて好感が持てます
 ただ、ファミコンとアーケードしか押さえていないのが不満と言えば不満ですが。
 
 この部分だけでも買ってみて、大技林の副読本として使うとライター的には便利ですね。
 
 
5月17日
 
 人間は数が多ければ多いほど操りやすいものだという言葉がありますが……まあいいや。
 所詮男は恋に生きるか革命に生きるかを選ばなければならない宿命にありますが……まあいいや。
 鋭い意見も所詮は予測の範疇にあるということを前提にした上で、なおかつ予想を越える発言というものはなかなか……まあいいや。
 
 ……という風な意味深な発言をいちいち真に受けていては、その書き手の術中にハマってしまいます。
 気を付けましょうネ!
 
 
5月16日
 
 最近は身体にいいとかいう理由で、梅エキスとかいうのを毎日食わされています。
 近所のオッサンがくれたので、付き合いで食ってみなけりゃならん破目になったわけです。
 この梅エキスというのはイカ墨のように黒くて硬いペースト状のもので、ようは梅の酸っぱい成分を凝縮したような存在といえば分かりやすいでしょうか。それを毎日小サジ1杯づつ食わなければいけないわけですが、それがもう拷問のようにきつい
 さて、さらにこのペースト状ってのがくせものです。食べる時には必ずスプーンにこびりついた部分まで舐め取らなければいけないんですがそれが異様に手間取る作業で、さらには中途半端に口溶けがいいもんだからもたもたしているうちに口の中に殺人的酸っぱさが広がって大変な騒ぎになります。まぁ、これ食って平気なフリをするのはかなり大変な作業だといえるでしょう。たぶん、梅干しの10倍は酸っぱいと思います。
 
 でもこれで1週間ぐらいになりますが、気のせいかちょっと体調が良くなったような気がします。でもこんなスゲエ味のものを食ってまで良くなりたいほど体調が悪いわけじゃないしなぁ。 
 
 
5月15日
 
 なんか、14日の日記を見てPowerPCを勝手に無かった事にしたことに憤慨されたMACユーザーらしき人々から、要約すると殺すぞという内容のMAILを続々と頂いています。
 そもそも買う雑誌はほとんど全部AT互換機の専門誌のうえ、俺の唯一のMAC情報源としてときどき電車に乗る時だけ読む週刊アスキーでもMAC情報はほとんど無意識のうちに読み飛ばす悪癖が無神経な言動に繋がり、MACユーザーの皆さんの怒りを買う元凶となってしまったのでしょうか。よく考えてみたら、俺のMACに関する情報源は唐沢なをきの漫画だけです。
 
 当方MACに関してはたいへん無知でいまどきのMACは全部G3とかいうやつになってると思い込んでいたため、いまだにPowerPCを載せたMACがあるなんて知りませんでした
 だってあんなにG3G3って言ってたら、G3以外のMACが未だにあるなんて思いもしませんよ普通。あと、少なくとも俺はここ1年ぐらいPowerPCという言葉を聞いた記憶がありません。PowerVRの誤植だと思い込んでたぐらいですからかなり長い間でしょう。
 
 というか、本当にいまだにPowerPCなんてあるんでしょうか? もしかして本当はもうこの世にはMACユーザーなんて400人ぐらいしかいなくて、皆で必死に存在するフリをしてるだけのように思えてしょうがありません。もしかしてMACの存在自体が俺の妄想でしょうか?
 
 というわけで、MACは本当にこの世に存在するのか? 俺の記憶ではMACはジョブズとかいう古代マヤ文明の錬金術師が造ったオーパーツの筈なんですが、皆さんにおかれましてはMACはどのような存在だと聞かされているでしょうか? 皆さんのMAC目撃・体験談をお待ちしています。

 追加分
 いやぁ、いい話を聞きました! その後のツッコミから、なんかG3ってのはPowerPCの3世代目って意味らしいということが判明しました! 
 つまり、80486からペンティアムになったようなモノだということのようです。俺はてっきりPowerPCとG3って全くの別物だと思っていました。こうやって日記を書いていると、いろんな人からいろいろ教えてもらえて勉強になりますね!
 でもなんか、これでMACに関しては俺にはいくらでも嘘をつき放題だということがよく分かるエピソードになりましたね。ところで他には間違ってるところがありませんか?
 例えばMACのマウスのボタンは未だに一個だとか。
 
 追加分
 
・新品Macの市場に限った話をすれば、PowerPCなどという単語はほとんど出てこなくて、専ら"G3"と謳ってます。その青くてダサい最新G3が、音楽制作ソフトやハードがことごとく対応しないというテイタラクで業界関係者の怒りを煽りまくり。しかも、それ以前の古いMacは市場(中古を除く)からすっかり姿を消すという、徹底した流通作戦に出たもんだからもう大変。
 つまり、我々からすればAppleの言い分は、「音楽やってるバカは古いMacでも使ってろ。でなきゃMacやめろ。」と聞こえる訳で、音楽関係者は「ジョブス殺す」が総意。海外では、音楽制作用の周辺機器はWin版が売れてるそうです。当然。 
 
・印刷業界はMacが標準です。ユーザもごまんといます。決して400人なんてことはありません。  
 
・少なくとも研究機関では、MACは未だに現役マシン、と言うよりもAT互換機より幅を利かせている状況にあります。
私のいた化学系の研究室では、立体的な分子構造を表現する為にMACのソフトを主力に使っていました。ATでも同じソフトはあるにはあるのですが、パフォーマンス等の点を考えてもMACの方が上だと思われます。(他にはシリコングラフィックス等のマシンがありました)
他の分野での存在比までは分かり兼ねますが、立体描写を日常的に使う場所では、MACはかなり大きな生息範囲を獲得しているようです。
 
・もうマックはボタンが一つではありません。Winユーザーが少ないとうるさいのでG3になってからボタンは5つになりました。これにより実に使いやすくなりました。それと、G3というのは第三世代じゃなくってマグネットコーティングされた三号機の意味ですよ。小説だけしか登場してませんけど。
 
(マウスは)指先じゃなくて手首の方でクリックするんですよ。
 
・MACはWindowsと比べて、イラスト描く時の色の種類が多いんだぜ。たくさん色が使えるってこと・・・・らしいです。MACもってる友人から聞きました。
 
・MACは牛肉だけで出来ています、牛をまるごとミンチにしたやつなんですけどね。ええ、脳味噌とか肺とか含めてまるごと。
 
 なるほどー、MAC情報ありがとうございました。
 
 
5月14日
 
 くそ、PowerPCって何だったのか忘れてた! というか、PowerVRと読み間違ったようですな。さすがに区別が付かないということはないけど、PowerPCってもう無かったことになってると思い込んでたからなぁ。PowerPCだったらよく考えたらIBMでしたな。
 
 というわけで12日の日記は修正しておきます。クソダセえ。
 
 
5月13日
 
 今日は死ぬほどおいしいカレー事件の林真須美被告が拘留されていらっしゃる和歌山市に出かけました。
 そこの駅ビルで駄菓子屋を発見、駄菓子を買いまくることに。山ほど買っても900円とかからないのはスゴイですな。
 
 んでそこで買ったいろんな味を楽しんでみましたが、焼き芋ガムプリンガムは特にお勧めでした。なんというかこう、吐くほどおいしいというか。
 
 
5月12日
 
 さて、今日は任天堂の新マシンDolphinの発表があったわけですが、大方の予想通り本当に発表だけでしたな。
 そのうえTVじゃあ画面は全部PS2のものという状態で、写真素材すら用意できなかったというのはあいも変わらずのブラフ戦術ですか。
 
 う〜ん、これってなんか
ソニー「へへーん、見てみなよ任天堂! 今度僕が作ったPS2はまぁこんなところかな? どうだいスゴいだろ!」(スネ夫声で)
任天堂「う、うるさいやい! 今度僕が造るDolphinなんてもっともっともっ〜と凄いんだぞ!」(のび太声で)
ソニー「あれー? い〜のかなそんなこと言っちゃって! じゃあ僕みたいに画面を見せてみろよ!
任天堂「う……うわぁ〜んパナソニックとIBM! Emotional Engineなんかよりもっと凄いチップ出してよ!」
松下&IBM「……んもう、しょうがないなぁ任天くんは」(ドラえもん声で)
って感じがするなぁ。
 
 
5月11日
 
 うーん、わりとニヤニヤ笑いながら見てた自動アンケート作成ページだけど、なんかアンチ俺派の書き込みの中に明らかにちょっとテンパっていらっしゃる方がおられるようですな。
 
 俺の悪口言って盛り上がるのはいいし、俺も笑っちまうのが入ってるからオーケーなんですが、ひとつ笑えない深刻な書き込みがありました。
 

自作自演してんじゃねぇよ、デブ
 
 こいつは頂けません。なにがいけないと言って頭がいけません。自作自演なんてしないと分かっててこう言ってるんなら常人の範疇では済まされないぐらい根性悪すぎだし、本気で自作自演だと思ってるんならオウム信者を笑っちゃいけません。賢明なアンチABCの皆さんなら、いくらなんでもこんなかったるい事をわざわざするほどマメかどうかぐらいは分かるでしょう。そもそもそんな手間のかかるイカれたことは自分ならやりかねないからといって、他人にまで当てはめるのはいけませんぜボーイ。
 これ書いた方はお医者さんに見てもらった方がいいでしょう冗談抜きで。こりゃ陰謀史観が入ったパラノイアの典型的な症状ですし、そうでないなら根性悪すぎ病です。

 あと俺の悪口に関しても主食が干し芋とかシャッキングとか貧乏とかBooDoo2(ログイン連載での誤植)ってなんやねんとか週間少年チャンピオンのゲームコラムの方が面白いとか君の関わったゲームも某クソゲー本に取り上げられてたやんとかネットでときメモ小説書いててそれを同人誌に無断転載されたのがムカついたのかとかセンチメンタルグラフィティのときにNiftyの特設会議室に書き込んでひんしゅくを買った上に発売記念チャットにまで乱入してメインプログラマをイビってただろうとか同人誌がらみの騒ぎの時怒りに任せてついとんでもないこと書いてただろうイワエモンの人に喧嘩売ったことに隠れてほとんど話題にならなかったけど俺は気付いたぜとかまさかこの騒ぎまで今度の本のプロモーションに利用しようとしてんのかとか今度の本でヒゲの人を怒らせたら洒落にならん事になるのが分かってんのかバカとかネタがワンパターンなんだよとかまさにマッチポンプそのものとか、もうちょっと気の利いたのが増えるかと思って期待してたんですが、おもな罵倒ネタはデブとホモですか。
 
 なんか罵倒系は小学生の使うところのバカとうんこに匹敵するお手軽な罵倒ですな。これだけ書き込みが増えてるんだから、もうちょっと芸のある面白いネタで勝負して頂きたいところです。
 というわけで、どうやらアンチの皆さんの中にも二種類ありますな。ひとつは平易な言葉でなかなか痛いところを突いてくる人で、もうひとつは的外れなことを罵詈雑言でくるんで書き込む人です。
 自分のツッコミに自信があるなら、本気で腹が立ってる時以外は極めてクールな文章になりますし、探りを入れるためやダウトをかけられるのが怖い時は勢いでごまかそうとするものです。俺がそうですから。
 で、俺の核心をえぐるツッコミが出来ないんならそれはギャグとして成立していないと書き込んだ本人が恥ずかしいし、アンチABCも芸がないねぇってことで支持層の拡大に繋がりませんがな。どうせ俺の悪口言うんなら、このぐらい芸がある書き込みを心がけて下さい。
 
 
5月10日
 
 働けど働けど、収入は半年後。少なくともそれまでは我が暮らし、楽にならざり。じっと手を見る。
 ……うむ、相撲取りの手形よりでかい。
 
 
5月 9日
 
 いま自動アンケート作成ページ俺に対する論評が流行ってきてるようですな。
 箭本氏の方がセンスも精神的成熟度も上が一番多いわけですが、これは確かに正論ですな。俺もそう思うから。
 いやぁ、やっと最近箭本進一再評価の気運が高まってきて、98年1月(超クソゲーの第一校が上がり始めた頃)以来の箭本ファンである俺は嬉しくてしょうがありません。なんせ俺は、同人誌以来の人はともかくとしてプロのライターとしての箭本進一ファン第一号ですから。
 
 ただなぁ……こういうこたぁ去年のうちに言っておけよ。そしたら箭本君の連載もあと2本ぐらい増えて、これをきっかけに専業ライター化してもっと箭本君の文章がたくさん読めるようになってたでしょうに。まあ今からでも遅くはありません、次の本が出た時にはもっとでかい声で応援するべきです。
 

箭本氏の方がセンスも精神的成熟度も上
 
ってね。頼むよまったく、箭本ファンは決してここで投票してる人達だけじゃないんですから。
 
 まぁくそゲーハンターの知名度だけが先行していたことが、俺の過大評価箭本君の過小評価に繋がったと思います。
 でももし俺を貶めるためだけの方便で箭本君の方がいいって言ってるだけなら、そりゃ箭本君に対する侮辱だから俺は許さんぜ
 
箭本ファンとしてな。
 
 
5月 8日
 
 ざる夫さんみのうらさんの日記で、テキストに関する言及があり非常に興味深いので俺もなんか書いてみることにします。
 ざる夫さんは
 
素人(社員)の書いた凡庸なテキストが「ゲーム」という装置を通して読んでみるとなぜか面白く読めてしまう
 
という点を指摘していて、みのうらさんはそれを受けて
 
読むべきテキスト(加工前の段階)で面白いものは、ゲーム装置を通して読んだとき(最終出力)面白くない
 
と主張されています。
 
 こりゃ前にどっかで言った覚えがあるけど、声優に喋らせることが前提となったテキストかそうでないかと、ゲームのジャンル(テキスト以外の部分の総合的な表現力)という前提を事前に承知して構築しないと、えらいチグハグなゲームになりますよということですな。
 だからゲームのシステムも考えずに厚さ20センチもあるシナリオの束を書いてゲームの企画ですというのは駄目ということです。
 ようはエルフの蛭田社長の書いたテキストみたいに、声優に喋らせると大朗読大会になるというアレです。
 その逆もまた真なりで、高屋敷秀夫というシナリオライターが書いた1から2ぐらいの頃のドラクエ小説は、俺の記憶する小説の中でも指輪物語の日本語版に匹敵するぐらい最悪の文章でした。

 ようは小説と脚本は違うのじゃよということですな。
 だから、上記のような理由で俺はライターをやっててもシナリオや小説は書けない、俺の文章は物語を叙述するにはけばけばしすぎるから。ということを、是非編集者やクライアントの皆様には御理解いただければ幸いであるな、と思うわけです。
 
 
5月 7日
 
 酒の飲みすぎでかなり太りました。さすがに1ヶ月で4キロは太りすぎなので、明日から断食の開始です。
 いや明日じゃ駄目だ、今日から始めます
  
 
5月 6日
 
 青心社のサイトに掲載されている士郎正宗の近況MAILが面白いとの噂を聞きつけ、さっそく見に行きました。
 なんか、メチャクチャにヘコんでてもう面白すぎます。一番最近関わったガンドレスこのていたらくでは、ヘコむなというのが無理な話なのですが。
 
 で、日本一メディアミックスに恵まれない作家の地位を韮沢靖と争う士郎正宗ですが、ジャンピングフラッシュのエグザクトに造らせて攻殻機動隊にしてしまったあたりからもしかして悪いのは俺なのかもとか思いはじめたようです。
 
 昨日までは士郎正宗や韮沢靖が悪いんじゃなくて、韮沢靖や士郎正宗をゲームに起用しようとするプランナーのセンスそのものが救いようがないほど最悪なのである説を提唱していたんですが、ここまでハズレばっかりだとやはり能力以外の何かに問題があるのではないかという気がしてきますな。あと、ついでにもうひとつ新説。
 
ゲーム画面として表示されると、なぜか絶対面白そうに見えない説というのでどうでしょう。
 
 
5月 5日
 
 今日は前から見たかったビデオダークシティを借りてきた。
 これは今のところ、今年見た映画の中でダントツの面白さですな。なによりカットがいちいちかっこいいのがイカします。

 この映画をひとことで表現すれば、うる星やつらビューティフルドリーマーの友引町で、ヘルレイザーたちを相手に少女革命ウテナよろしく世界を革命する為に超能力で闘うが、その姿はほとんどCLAMPのX、もしくはサイキックフォース
 となります。なんか本当にこういう感じです。
 
 
5月 4日
 
 なんか近所では南紀熊野体験博という、和歌山県南部の人間以外にはほとんど知名度がなさそうな観光イベントがあるので冷やかしに行くことにした。
 んでHitoshiの家に遊びに行く途中通りかかった白良浜にて宝捜し大会が開催されていたので参加することに。なんせ、景品のなかには自動車まで含まれてるということですから無視するわけにはいきません。

 砂の中に宝箱が埋まっていてそれを手掘りで捜すという痛快なイベントですが、その砂山は高さ5メートル、直径15メートルはある小山です。
 

これを手掘りかよ
 
 イベントが始まった瞬間に老若男女入り乱れて砂山に殺到しましたが、200人近くが1時間掘り返しても5・6人しか宝箱を掘り出せません。
 このとき地元の建築工事関係者数名に会い、雑談をしていましたが全員無理だという見解を土木作業のプロとして示していました。
 しかも折からの大雨で、欲に目がくらんだ参加者全員びしょ濡れになるしまつ。俺は途中で諦め、本部テント内で雨をしのぎつつ、見ず知らずの赤ちゃんのほっぺたを指でつつきながら砂山に群がる人々のご苦労なありさまを鑑賞していました。
 
 しばらくして、地元の下卑た実行委員のおっさんが
 
おお、あれ透けてるぞ
 
と指差しながら示す方向を見ると、白いパンツ姿のお姉さん雨でびしょ濡れになりながら砂山に座り込んで掘り返していたためその形のいい尻が透けて見えていたのです。だいたい年の頃23歳ぐらいでしょうか、個人的にいちばん嬉しい年代のなかなかかわいいお姉さんで、いいものを見せてもらったいやぁ眼福眼福などとジジイのようなことを言いながら家に帰りました。
 透けた尻が見えたということは後ろ姿を見ただけだろう、なのになんでかわいいと分かるんだって? そんなもん喜ぶ前にちゃんと顔は確認しておきましたがな。わざわざ砂山に登って
 
 
 
5月 3日
 
 昨日の日記を書いて数時間後、メールボックスを確認したら佐為は男だという指摘のMAILが5通も来ていて大驚愕。
 このままでは20通ぐらい来かねないので訂正しておくことにした。佐為は男だそうです。あと蓼沼さん脱がなくてもいいです
  
 
5月 2日
 
 今日は近所のローソンにて、ヒカルの碁の単行本を購入しました。
 実はこの漫画、今ジャンプで一番注目してる漫画だったりします。というか、ハッキリ言ってこの漫画しか読んでないんですが。
 
 この漫画のなにがいいと言って、まず囲碁が分からなくても面白いというところでしょうか。その次に、囲碁を覚える必要がないことです。つまり、いくら読んでも囲碁のルールはまるっきり理解出来ません。それでもいいというところが、麻雀漫画や将棋漫画に通じるものがあると言えなくもありませんけどね。
 
 次に、いまどき珍しいぐらい明確にライバル関係が設定されていて分かりやすいというのも好感が持てます。主人公ヒカルのライバルはおかっぱ頭の美少年という、実在したら間違いなくいじめられそうなところが面白すぎます。
 
 最後に、ジャンプ作家陣の中でも美形を描かせれば天下一品の小畑健の描く美少年だから、今年のショタケットでは大きいお姉さんお兄さん(なんか、どういうわけか一般客の8割はらしい)には大人気必至でしょう。人気が出れば打ち切られませんからね!
 
 ざるの会蓼沼さん趣味と実益を兼ねてヒカルの碁のエロゲームを出すべきですよ! 俺は、佐為(さい。なんか神主みたいな格好したナオンで、いちおう平安美人=しもぶくれではない。主人公ヒカルの幽霊で憑依霊でもっと分かりやすく言えばスタンド)服が破れる展開があるなら買います
 
 
5月 1日
 
 コンビニでヤングサンデービッグコミックスピリッツの増刊を手に取ってみたら、漫画家の田中圭一が新作読み切り漫画を描いていました。田中圭一氏というのはアニメ化されたドクター秩父山や週間少年サンデーで昆虫物語ピースケの冒険なんかを連載してた人で、ついこの間まではアートディンクでアクアノートの休日2のディレクションをやっていたはずです。
 
 アクアノートの休日2のディレクターとしてのインタビュー記事が、3月発売のTheプレイステーションに掲載されているということです。いつの間にかゲーム開発者になって、このまま漫画家田中圭一の作品は読めないのかなんて思ってましたが、こうして復帰したのを見て嬉しい限りですな。
 ちなみにアクアノートの休日は俺は個人的に評価してる一本で、評価してないのは太陽のしっぽの方ですんでお間違いなきよう。
 
 それにしても、相変わらずな作風で嬉しくなってきますな。

  
  



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