PROMPT>diary
[Index] [Arcade] [Back] [Columns] [Links]
Prompt Diary

3月の日記



 
 
3月31日

 たびたびすんません、今日も超クソゲーです。
 自分の本をそんなに宣伝したいかってよりは、それぐらいしか書くネタがないんですよ。

 いやぁ、超クソゲー。アキバ(東京・秋葉原)やポンバシ(大阪・日本橋)界隈では入荷即日完売状態だそうでまことに喜ばしい限りです。
 5冊も入荷していまだに一冊も売れてない隣町の本屋しか知らない俺には信じられません。
 昨日なんか発売日翌日だというのに、もう既に増刷が決定してました。おめでとうございます・・・・・・って、なんで他人事なんだろう俺。
 秋葉原で10冊売れるよりもむしろ、平積みになっているにも関わらず入荷以来全然売れてない隣街で1冊でも売れて欲しいものです。

 そもそも、なんでみんなこの本の発売を知ってたんでしょうか? 俺がそこらで言ってた以外は、ろくに広告も打ってなかったはずなのに。まだどこの雑誌も書評で取り上げていないのに。まだ裁判沙汰になってないのに。
 嬉しい気持ちよりもむしろ疑問の方が大きいです。

 で、んなことを言ってたらうんこ食べ造さんことHENから、本を一冊よこせとのMAILが届きました。
 俺は、奴のお母んには既に3日前には渡しているんですが、どうやらいまだに届いていないようですな。

 なんで郵送せずに和歌山県の白浜在住の奴のおかんに渡したかというと、自慢したかったのもありますが、最大の理由は郵送料がもったいないからです。それに、送るのがめんどくさいというのもあります。

 だから、文句なら親に言ってくださいね、うんこ食べ造さん
 

3月30日

 さて超クソゲーですが、どうも本文中で取り上げたゲームのメーカー様の中には、たいそう御立腹されておられるところも一部おありだそうで、まともなゲームを造れるようになってから出直してきな非常に恐縮です。
 こんなどうしようもないクズ面白さにおいて少々不自由な御社の当該ソフトの新しい楽しさを模索しようじゃないかという当方の意図がご理解いただけず、大変遺憾に存じます。

 しかしながら、御社の当該ソフトは現在実勢価格で1000円未満でたたき売られ販売されており、当方が入手した当該ソフトの実売本数を鑑(かんが)みるにつけ、やはりこの実勢価格は実売本数の少なさからして、どう考えてもくそゲーという市場の審判が降りたって意味だろにしては奇異に映ります。
 このゲームが5800円で売っていいシロモノじゃないことは、アンタらが一番良く分かってるはずられていた時に買ったユーザーの皆さんのお気持ちを考えてみましょう。

 普通に遊んでいては気づかない楽しみ方を示すことは、まずはコンシュマーとマーケットにとって、そして最終的には御社を含めたすべてのメーカーにも長期的には利益をもたらすことだと考えています。
 だいたいアンタらは悲惨な開発の現実って裏の建前に逃げてばっかりで、その程度のことも分からなくなってるからろくなゲームが造れんのだよ。この売り逃げ野郎!

 確かに一時的には不快感を感じられることもおありでしょう。悔しいか、悔しかったら次回作で俺と市場を見返してみろ!俺だって自分の関わったゲームを悪く言われることなんてしょっちゅうだし、そのほとんどがワケアリだからなぜくそゲーが出来るかなんて身にしみてよく分かってるつもりだ。んで、契約上どれに関わったか言えないゲームばっかりだ。だけど、もうくそゲーを造っちゃいけないと思ってるからこそ、くそゲーハンターを始めたんだよ!
 しかしおたウィ上でのくそゲーハンターの紹介を読んで発奮し、その次にはいい作品を作ったとMAILしていただいたメーカー様もございます。この場合はそのメーカーさんの勝ちだ、あんたらにそれが出来ないってのなら、それは寂しすぎるぜ。

 それでは、御社の益々のご発展とご清栄を祈念しながら、末筆ながらお詫びの言葉と代えさせていただきます。
 

3月29日

 さて、今日はパラサイト・イヴを購入。
 3日目までやってみました。

 これ・・・・・・アレですな。
 あの・・・・・・原作小説の設定だけ借りたって感じですな。
 なんか・・・・・・あれを思い出すわけですよ。そう、女神転生をね。

 あの小説が、コテコテのスクウェアRPGになるなんざ思いもよりませんでした。でも、このいろんな意味での中途半端にバイオハザードな部分、どうにかなりませんかね。まぁ、アメリカでも売れるんではないでしょうか。65点。
 

3月28日

 うちのお母(か)が、くそゲーという言葉について文句を垂れはじめた。汚い言葉だとか言って。
 で、そんな下品な言葉が本のタイトルになってて、しかもなんて形容動詞(すんません、俺国語の文法では15点以上取ったことありませんでした。これで合ってますか?)も付いてるから、なんか嫌なんだろう。
 超って言うな! ってところかもしれんけど、その余りに予想通りな展開に思わず笑顔がこぼれる俺。

 くそゲーという言葉は確かに汚い言葉だけど、俺はこの言葉が好きだ。
 他のメディアに、くそゲーという言葉に匹敵するほど取り付くシマのない問答無用な形容が在るだろうか。映画にも漫画にもアニメにも、多分ない。これを吐かれるということは、作品としての死刑宣告を受けたも同然なわけである。

 しかもくそゲーという言葉は、小学校低学年でも使える言葉だ。
 つまりこれは、小学校低学年の子供にすらそのゲームを批評できるということに他ならない。他のジャンルに、小学生のひとことで処刑台に送られる
作品が成立しうるだろうか?

 小学生が、プータローが、サラリーマンがふと漏らす「くそゲー」という宣告が、詐欺師まがいのクリエイターのいかなるおためごかしも自己弁護の壁もメーカーの庇護をも貫き通し、ゲームの評価を完膚なきまでに破砕する。そこには開発状況や利害のしがらみ、クリエイターの栄光と挫折なんて情状酌量の余地は1ミクロンたりともない。ただひたすらに結果だけが横たわるのである。
 こんな厳しい批評環境に在るからこそ、日本のゲームの最低水準は引き上げられたと思う。

 まぁもっとも、ゲームは確かに作品であり個人の嗜好によって受け取り手の評価が分かれるというのも否定しない
 しかし、それと同時にゲームはテクノロジーそのものであり工業製品でもあるのだ。時代と共に品質が正比例で向上していく宿命にある。去年のゲームより今年のゲームの方が、凄くて当たり前なのだ。

 なかには時代の風雪に耐えうる名作もあるが、それはビンテージカーや古いブリキのおもちゃのように別の価値が発生したに過ぎない。
 この、ゲームの工業製品たる側面を無視してゲームを造る奴には面白いゲームなぞ絶対造れないということは断言してもいいだろう。つまり、

「ゲームは嗜好品だから好みが分かれて当たり前」

 なんて一般論で自分のゲームの工業製品としての不出来さむろん、これには設計思想も含まれる)から目を逸らそうとする奴である。
 そんな奴に突き付ける言葉として、「くそゲー」という言葉は絶対に必要なのである。だから俺はこの言葉が好きなわけだ。
 

3月27日
  今日、隣町の本屋に行ったら売ってましたよ超クソゲー
 この田舎でもとっくに発売されてるんだから、この日記の読者のほとんどが住んでる都市部では既に売られてるんではないでしょうか。
 ところで、その本屋にはなぜかこの本が5冊も置いてました。5冊も平積みで置いてるなんて・・・・・・俺がこの辺の住人だってばれてるのか?
 だって8000部しか刷ってないんだけど。

 で、家に帰ってみたら著者割り当て分の本が届いてましたよ。10冊も。
 さっそく俺のことを無根拠に馬鹿だと思い込んでいる親戚やつじしんの家族、Hitoshiの家族に本を渡しに行きました。
 いやぁ、気分良かったですよ。「俺が書いた本です」ってこの本を手渡した時の親戚の反応!
 本を書いただけで、なんか偉い作家先生でも見るような目で俺を見ることよ! 本の中身も吟味せずにそういう反応を示すあたりが田舎者ですが、こっちもそれを見越してさっそうと本を渡したんだから思い通りに事が運んだ嬉しさで快感は倍増というものです。
 でもさ、この本って表紙が実写の超兄貴だよ? 変だなって気づけよ。

 で、その親戚んちのゲーマーの甥っ子に一冊与えました。最初はゲームの本って聞いて俺を尊敬の眼差しで見てましたが、本のタイトルを見た瞬間、転げ回って大爆笑してました。
 うむ、その反応が正しいんだよ。

 で、次は近所のファミコン屋の上祐店長に一冊進呈。
 最初は「是非買わせていただきます」とか言ってた店長も、「いや、是非受け取ってくださいよネタにしてるんだから」の一言の後はすんなりと受け取りました。
 

3月26日

 さて、今セガ系BBSは初冬を迎えています。
 KATANAの発売までは、セガマニア冬の時代が続くわけです。
 しかし、湿った石ころの裏で寄り添って冬眠を決め込む皆さんの中にも、春の息吹きはもう宿っています。

 そう、ハード発売時を春に例えると、新たなイカレポンチのー、スカタンのーアニモーのーそういう感じのーセガ原理主義者(ファンダメンタリスト)がー、元気に活動を始めるわけですねー。
 まるで満開のサクラに大繁殖する毛虫みたいなもんです。いやなもんですが、いくらいやでも新ハード発売時の風物詩の一つには違いありませんからね、例えば

「あいつ、あんなアホなこと書いてるけどうちの回しモンか?
「いや、うちの回しモンならとっくに書き込み止めさせてますって、奴のせいで会議室参加者のプログラマとかからPSに対するサターンの短所が洗いざらい検証され尽くしてしまって、死ぬほど逆効果になってんだから」
「じゃあソニーから金もらってたり」
「うちも頼みますか?金やるから書込みやめてくれって」

 なんて会話や、原理主義者あまりのアホぶりにしびれを切らせたプログラマが、通りすがりのファーム屋さんのふりをしてそれとなく注意したら、そのプログラマにまで噛み付いたなんて愉快な笑い話が今回も聞けるのでしょうか。今から楽しみです。

 で、そんなアニモーな人がやっぱり懲りずにKATANAにサターンとの互換モード搭載希望なんていうアニモーならではの歴史は繰り返す発言をしてくれちゃってます。
 さすが、歴史を知らぬものに未来は語れないと言いますが、歴史を知らないものには恐いものなぞないようです。

 さて、この日記を見ている人にはまさかKATANAにサターン互換モード搭載希望なんてアンポンタンでパープーなことを言う人はいないとは思いますが、いたら困るのでちょっと説明しておきます。

 コンシュマーゲーム機のいいところは、ハードによるバージョンに違いにそれほど左右されないとかマシンの性能に高低差がないとかありますが、最大の利点は新ハードが発売されたら以前の蓄積が無かったことになることそのものです。

 それに、古いアーキテクチャを引きずっても

新マシンの設計そのものが汚くなるわ、
  互換性を保つための部品代がかかるわ、
  旧世代機のゲームが目新しくなるわけでもないわ、

そもそも過去のソフト資産うんぬんなんていう輩は
どうせ旧世代機も持ってんだろうからやりたくなったらそれ引っ張り出してやりやがれこのマヌケだわ、
S−VHSみたいに互換性を持たせたがゆえに
新アーキテクチャ用のゲームがろくに造られなくなったらどうすんだよこのスットコドッコイだわ、

このように「新しい機械で古いゲームが動くとなんとなく嬉しい気持ちになれる」意外にはぜんっぜんメリットがありません。 しかも

セガマーク3でSG−1000互換モードを搭載し、
メガドライブでもセガマーク3互換アダプタを発売し、
サターン発売時に32Xを発売し

てそれぞれロクな目にあってないセガにまだそんな寝とぼけたことがまだ言えるんでしょうか。セガアニモーの皆さんは。
 

3月25日

 今日は鉄拳3三昧ゆえ日記は短い。
 鉄拳3サイコー!
 鉄拳3イカスー!
 鉄拳3ステキー!
 実は鉄拳3だけに忙しいわけでもないんだけど、まあいいか。
 

3月24日

 おたウィの方の仕事を完膚なきまでに忘れてて、俺様大慌て。
 どないしょー、どないしょーどないしょー!
 で、それがなんとか格好ついて今というわけです。

 それにしてもなぁ、次のくそゲーハンターの原稿も迫ってるしなぁ。
 でも日記は毎日書きたいし。
 俺はいったいどうすりゃいいんでしょうか?

 ところでPSのメモカ型のアレですが、どうなんでしょうね。
 なんか、64とリンクさせることを前提としたカラーのゲームボーイを出すって話なんで、下手すりゃそっちに完敗かなと。
 でもまぁPS本体からプログラムをダウンロードしてソフトを供給するってアイデアは、興味が湧きますな。売れる売れないは別にして。
 だってゲーム屋って・・・・・・っていうか俺は、売れる売れないを別にして使ってみたいアイデアってのはあるんでね。

 例えば俺は3年ほど前、バーチャルボーイのゲームを造りてぇ! 造りたくて造りたくてしょうがねぇ!と、そこらじゅうで言いまわっておりましたからなぁ。いや、あったんですよバーチャルボーイにぴったりな企画が。それが造りたかったんですがねぇ・・・・・・。
 なんて、こんな金にならなそうなことばっかし言ってるからろくな仕事が回ってこないんだなゲームでは。
 

3月23日
 さて、俺とゲームライターのヤモトさんが書いた超クソゲーの見本が昨日送られてきた。
 半分とはいえ自分で書いた本だから、届いたときの喜びはひとしお。
 んでさっそく読んでみる・・・・・・

 ・・・・・・自分で書いた本って、自分で読んでもつまんねぇもんだなということが身にしみて分かった。だって、中身は全部知ってるしなぁ。
 5年ぐらい経って、内容を全部忘れた頃に読み返すと楽しいかもしんないな、という気はするけど。
 中身を知らない俺とヤモトさんと林編集者以外の人たちには、まあ1.300円で厚みが2センチ以上もあるから読んでて退屈しないということだけは保証できるかなという気はします。とりあえず、立ち読みだけでもしてみてくださいね。

 これはゲームなんかでもそうだけど、一番いいのは自分がこんなゲーム欲しいなとか思ったら、どっかで誰かがそういうのを発売したという状態なんだよね。
 だって、こんなゲームが欲しいと思っててもいっこうに発売されなければ、自分で作るしかなくなるからなぁ。で、自分で作ったゲームってのは作った当事者だけは楽しめないのが普通
 ゆえに、自分が暖めてたアイデアを誰かに先越されてチキショー! とか思いながらそのゲームを遊んでる瞬間が実は一番贅沢なんじゃないかと思うようになってきた。

 この本のことだけ、今から記憶喪失にでもなれないかなぁ。
 

3月22日

 会議室の方で話題に上がってるSUPER32X
 この日記の読者で32Xがなんなのか知らない人間はあまりいないと思うけど、簡単に解説しておこう。
 さてこの32X、サターンとほぼまったく同時期に発売されたメガドライブ用の機能強化ユニットである。
 サターンと同時期に発売されたがゆえに開発ラインが最も要求される新ハード立ち上げ期の一番重要なときにセガが用意できる開発能力の分散化を招き、初期においてPSとのシェア争いにおいてハンディキャップとなったという見方が最も一般的な歴史的解釈だろう。

 なんでセガはこんな誰の目にも明らかな馬鹿なことをやってしまったのだろうか。
 この原因は、当時の新ハード発表におけるSOA(セガオブアメリカ)との確執にあった。セガ日本がSaturnの発表時、SOAは北米でのGenesis(米国版メガドライブ)&SEGA−CD(米国版メガCD)の業績が好調なことを理由に日本での新ハード発売を反対したからである。

 SOAはSaturn対抗策としてメガドライブの機能拡張による寿命の延長という独自の方針を打ち出した。
 しかし日本では、メガドライブ市場の寿命などとっくの昔に尽きていたのである。北米の市場のように生きてるからこそ寿命は延ばせるものであって、いまさら機能拡張を図ったところで死人は蘇らないのだった。
 当然日本のセガ本社は一時はアメリカ案を一蹴した。しかし、結局はアメリカ側の意向を汲んで造ってしまったのだ。SUPER32Xを。

 で、ハード造ったから日本でも32X向けになんか造ってくれという話になり、シムスとかが何本か造った。
 せっかく造ったんだし、アメリカ側の言い分にも一理あると思ったのだろうか、この辺の理由は今もって不明だが、とにかく数本制作した。

 そして32Xを北米で発売し、その後サターンを投入した。その結果、市場の32Xへの妙な期待感と値段の安さが発売当時は家庭用ゲーム機としては安いとはいえない400ドルという価格設定もあいまってサターン買い控えを誘発し、現在の北米でのサターンの完全敗北のかなり大きな原因の一つとなったのではないかと思う。

「ジェネシスもまだまだ勢いがあるから、日本のセガ本社もそのうち32Xをメインに切り替えてサターンでゲーム作るのなんかやめるよ」

 なんて投稿が、当時のセガ系海外ゲーム雑誌には毎号のように載っていた。当然これはとんでもない大間違いなのだが、素直な市場の空気でもあった。

 そして現在、SOAは北米販売からの事実上の撤退を発表し大規模なレイオフを断行せざるをえない状況に陥った。
 その発表と同時に、完全にセガ日本を出し抜くかのような形で次世代機の開発を発表した。
 サターンがまだまだ市場として成り立っている(少なくとも、売れ筋ゲームにおいて)日本としては、こんなことを言われてこれ以上勢いを殺がれるのは望ましくない事態であっただろう。しかし、今や北米では新ハードの早期発表は最重要課題であり、これがなければ死あるのみである。

 ・・・・・・この状況、いつか来た道に似ていないだろうか。日本と北米の立場が入れ替わっただけで。
 

3月21日

 バンジャーイ! やっとインターネットMAILの使い方が分かったじぇ〜。
 それに、ニュースグループもやっと覗けるようになったナリ〜。

 ・・・・・・うん、そうだよ。俺、いままでインターネットMAILとニュースグループって使えなかったのね。
 いや、マシントラブルとか回線の不具合とかじゃなくて、設定方法が分からないまま放置してたんでジー。

 だって俺、この3月の頭に一念発起してホームページを開設するまでネットサーフィンしかできなかったんだニ。
 その間に俺にそそのかされてATマシン買ってインターネットを始めたBig☆Burnさんはホームページを立ち上げfjを見物してネスケ本のライターをこなすまでになったというのに。

 だから、くそゲーハンターのいつかの記事が俺に無断でfjに流れてたとか、その流れた記事が俺の記事の猿マネだと勘違いしていやぁ、本物とは比べ物になんないぐらいつまんない書込みでしたけどねとか有り難いタレコミをしてくれる人がいたりしたんだけど、今度からは自分で確認に行けるってもんダス。
  でも、流れてもどうせ見に行かないだろうなぁ。
 

3月20日

 昨日から唐沢俊一氏がボードリーダーを務めるNiftyのFCOMEDYS・3番会議室の裏モノ会議室に現れ猛威を振るった使徒、三枝貴代(たぶん)女史が突如沈黙。
 原因は彼女にとっての光球に等しいFBOOKCのエロライター会議室(でいいんだっけ?)のボードの仲間が介入を始めたため。

 タチの悪い酔っ払いのような不愉快な芸風の持ち主が、あんなにあっさり引き下がるとは意外ですな。
 もう鎮圧されましたが(いや、三枝貴代(たぶん)女史の名誉の為に言えば自爆でしょうか)、なかなかのモノだったので一度皆さんも見ておくことをお勧めします。
 ただし、この件についてはもう向こうにはコメント無用ってことを御忘れなく。いきなりだとはいえ、もう終わったことだしね。

 しかし、三枝貴代(たぶん)女史と期を同じくして現れたもう一人のスター、ヴァターさんはタダもんじゃねぇなぁ。
 

3月19日

 遅れに遅れてたけど、今日こそYU−NOについて書くことにします。
 さて、YU−NOなんだけど、16日の日記でも指摘しているように全般的にテキストにクセがありすぎますね。
 音声化を前提としていない剣野テキストを無配慮に音声化すると、やっぱしクドすぎませんか?
 これは同級生の蛭田テキストなんかにも言えることだけど。

 読んでておかしくなくても、喋らせるとおかしくなることってやっぱしあるよね。文語体と口語体の違いみたいな。
 剣野&蛭田系のテキストって、まぁこの人たちの音声化を前提としたテキストは拝んだことがないから断定は避けるけど、やっぱし喋らないことを前提にしてるんじゃないかなぁ。

 で、今回のYU−NOだけど、序盤を30分ほどを遊んでみた段階での感想は、これならEVE2の方が洗練されてるでした。だって、テキストのクセやフォントサイズのような些細なものまで含めて包括的なユーザーインターフェイスにおいてYU−NOは明らかにEVE2に劣っているもの。 あ、今のところシステム的にはということだけにしておきますね。
 まぁ、ここまで結構厳しいことを書きましたが、YU−NOはこれからどんどん面白くなってきそうな予感がします。これは俺の思い過ごしでしょうか。

 さて、次は街です。
 ザッピングで進んでいくシナリオは程よく練られていて、各々のシナリオがどこでどう繋がっているのか推理するのは面白いです。
 しかし、シナリオ書くのは大変だっただろうなぁ。YU−NOでもそういうシナリオが採用されてるらしいんだけどね。
 月曜ドラマランドげなシナリオや洒落の効いた用語解説ハイパーテキストも、このゲームの雰囲気にぴったりとハマってます。
 すげえ面白いじゃないですかこれ、買うとリグレット(後悔する)・・・・・・あわわ、風のリグレットの製作者ごときがあんなゲーム呼ばわりしていいゲームじゃありませんともさ。

 さて、最後にちょっとだけEVE2について思うところがあるのでひとこと。
 このゲーム、シナリオライターはゲームの最後のシーンに何らかの理由(たぶん自分自身へのオトシマエ)で自分の中でイメージとして暖めていた、砂漠で手をつないだまま佇む少年とサマードレスの少女というビジュアルの結末にするためだけにこんなシナリオを書いたように思えてしょうがないんですが、いかがでしょうか。
 

3月18日

 ぬうう、今日はYU−NOと街について書こうと思ったが、転勤予定のつじしんが身辺整理のために帰ってきているのに夜中の10時まで家業を手伝わされたせいで非常に不機嫌
 ムカついてしょうがねぇので、嘘ばかり書くことにする。

 今日、朝起きたら地球が滅んでいた。
 仕方ないので悟空といっしょにドラゴンボールを7個集めて地球を元に戻してもらった。
 こんなの朝飯前なので、朝飯を食べることにした。メニューは猿の脳を塗ったトーストとイヒノケムヂーの生き血
 なんか書くのがめんどくさいので、そのあと死んだ
 

3月17日

 14日の夜、友人が大阪に銀河鉄道999を見に行くというのでLIFESTORMを買ってきてくれと依頼していた。
 そして15日、EVE2のあまりのエンディングにしばし呆然とし、なんか納得いかないのでYU−NOをその足で購入しに出向いたせいで金欠の俺のもとに、こいつは届けられた。そのとき、俺はわざわざ届けに来たHitoshiに、つい

「なにこれ?」

 と言ってしまった。頼んだことをすっかり忘れていた。
 購入代金はしめて7千円だったけど、5千円しか持ち合わせがない俺は借金をする羽目になってしまった。おわり。

 ・・・・・・あら、LIFESTORMをご存じない

「ああ、知ってるよあれだろ? 自分が神になって司令出すロードモナークみたいなルックスのポピュラスみたいなやつ・・・・・・」

それはNETSTORM!

 日本初のネットワークRPGですよ皆さん、どうして無関心でいられますか?
 ・・・・・・すいません、俺はまた嘘をついてしまいました。
 日本のネットワークRPGは、これが最初じゃありません。でも前例となるゲームが揃いも揃ってあまりにナニなので、俺的にはEXCLUSIONとかDragon’s Dream無かったことにしたいんです。解っていただけますか? 俺の震えるハートが。

 で、事実上(だって、これ以前の日本製ネットワークRPGってゲームとは呼びたくないんだもん)日本初のネットワークRPGであるところのLIFESTORMですが、結論から言うとUOよりヘボいです。ブリタニアンな皆さんには非常に評判の悪いシロモノではないでしょうか。
 でもこれ、ゲームとしてはかなり単純だけどある意味、UOとDiabloの中間に位置する作品だと言えなくはありません。
 ええ、確かにこのゲームにはヘボい部分が多々あります。

「バージョンアップがオートで行われない」
「キャラデータがユーザー側管理なせいでチーター大流行」
「アクセスが混んでくると死ぬほど重くなる」
「アクションRPGとしては操作系がDiabloライクじゃないせいで遊びにくい」

などなど。
 でも、このゲームは健闘しています。だって、DiabloのシンプルさでUOみたいな広い世界を楽しめるんだから。まさに企画レベルではいいとこ取りです。ただ、もうちょっとお金があれば・・・・・・例えばスクウェアとかセガがバックアップしてたりすると、もっとゴージャスな感じになったのではないでしょうか。でも、たとえひらがなとカタカナだけでも、日本語でチャット出来る嬉しさは、英語に不自由してない俺ですら相当感動モノです。
 俺はこのゲームを応援してあげたいなぁ。
 

3月16日

 今日も今日とてアメリカのセガプラネット掲示板との評判の高いPSMOnline掲示板に行く。俺も好きだねぇ。
 外人はいまだにFF7とレイラ・クロフトさんの呪縛から逃れられないご様子。気の毒だねぇ。

 やっぱりアレだね、トゥームレイダイースはエロゲーなんて言ってるようじゃまだまだ青すぎるね。
 こんなの日本じゃ、ただのいなせな姉貴だよな。レイラ姉貴でオナれるのか外人は。
 日本人でもレイラさんは使えるのか、是非ウガニクさんあたりにチャレンジしていただきたいところ。ちなみに俺は無理でした。

 いやマジで、あのレイラ姉貴が臭作さんみたいな人に陵辱されるとことかチンコ触手に陵辱されるとことかって、想像できないもんね。
  たとえそういう状況に陥っても、なんかレイラ姉貴はアメリカンな高笑いを続けてそうで、風情もなにもあったもんじゃありませんね。
 

3月15日

 昨日の夜、日記をつけた後から始めたEVE2がさっき終了。
 先に言っとくけど、そんなに悪いゲームじゃないぞコレ。
 俺はむしろ、EVEとかデザイアの方で感じた、声優使って喋らせると変さ加減が猛烈に際立つ剣野テキストのアクの強さが今回は鼻につかなかったって点で、EVE2を評価したいところ。

 EVEとかデザイアってもともと98出身で喋らないことを前提にテキストを構成しているから、会話文の中にもそのキャラクターの個性や感情表現や状況説明を盛り込まざるをえない。つまりテキスト段階で既にキャラの演技が入ってるってことにまるのかな。
 しかし、いざ喋らせるとその声優の演技の中に個性や感情表現、状況説明なんてもんは自動的に含まれることになると。で、テキストレベルの演技とボイスレベルの演技がコンフリクトを起こしてしまうと。
 で、このEVE2だけど、このゲームはサターンオリジナルとして造られてるからシナリオライターは音声化を前提に構成してるという印象を受けた。
 だからEVEやデザイアよりもずいぶん聞きやすいテキストです。

 あと、EVE2ではアイテムとか町民の無駄話という、大昔のコマンド入力方式のアドベンチャーゲームの名残のような盲腸的要素がスッパリと切られてるところも、俺的には洗練されたと評価したい。

 だから、全般的にすっきりと遊びやすくて先の場面をどんどん見たいと思わせる程度に興味深い展開を兼ね備えた、きわめて良く出来た優等生的アドベンチャーゲームに仕上がってますね。
 コンシュマー市場に向け、市場の特性をきちんと把握した造りとなっているわけだ。前作なんかで鼻についた無意味に乳のでかい女とかモリモリに盛り上がった土手コミの尻のアップなんてエロゲー特有の取って付けたようなグロいサービスショットもないから、出来のいいアドベンチャーゲームを楽しみたい人にはお薦めの佳作になってます。

 ・・・・・・まぁ、ここまで言えばお気づきの人はお気づきでしょう。このゲームは全然濃くないです。
 喉が焼けるようなきっつい焼酎(例;鬼ごろし)を頼んだつもりで一気にあおったら、上品で端麗な清酒(例;上善如水)だったみたいな。
 確かに巷に溢れるEVE2批判はチト行き過ぎだけど、たしかにそう言いたくなる気持ちはわかる
 それにエンディングだけど、俺はスタッフロールを眺めながらそりゃないぜセニョールと突っ込みを入れていましたよマジで。
 EVE2は、なにも悪くありません、ただいろんな意味で家庭用アドベンチャーゲームになってしまったってだけのことですな。

 でも、なんか寂しいよなぁ・・・・・・。
 

3月14日

 BBさんの日記での反論を読んで、

「そういや、当時のパソゲーメーカーの造ったコンシュマーゲーム機向けのゲームって、ほとんど例外なくくそゲーだったなぁ」

ということを思い出した。ほんと、ちょっと前まで洋ゲー=くそゲーみたいな図式があったけど、パソゲー=くそゲーという時代が今もわりと続いてるんだよなぁ。今、日本のパソゲーが家庭用に移植されたって話はホント聞かないもんな。今はむしろエロゲーのコンシュマー移植の方が多いんだから。

 なんてことを書いてるうちに、いい知らせ悪い知らせが舞い込んできた。
 ひとつはついに俺の参加した本が完成し、あとは印刷を待つばかりになったという知らせで、もうひとつは友人のつじしんが和歌山県内から三重県の伊勢に転勤になるという知らせだ。

 しかし、つじしんが三重県に引越しになるというのはそれほど悪い知らせでもない。
 地理的には遠くはなるけど、あちらの方が通信環境的には良いはずだしネットの知り合いも伊勢の近くに住んでいるはずだ。 これからはこのHPで奴に会う機会が多くなるかもしれませんから、奴が現れた暁にはどうか生温かく迎えてやってください。

 それに比べて俺の本の方は、それほどいい知らせじゃないかもしれないねぇ。
 だってこの本が売れなきゃカッコ悪いし〜。
 というわけで、太田出版発売の大馬鹿本「超クソゲー」をよろしく! せめて立読みだけでもしてみてね!
 

3月13日

 (昨日からの続き)さて、ここから昨日のGame Japanのインタビューの内容についての言及になる。
 セガのPCゲーム進出のインタビュー内で、日本のPCゲームが衰退した原因を、コンシュマー側の視点から論じていた。論旨を要約すれば、

「PCゲームが衰退したのは、コンシュマー業界が有望なPCゲーム開発者をどんどん吸い取っていったから」

というものだった。それも事実だが、しかし事実の一側面に過ぎないのではないだろうか。

 たとえば、当時の98には出来の悪い海外ゲームの移植版が大量に発売されていた。希有な例外を除き、基本的に原作者を超える翻訳者は存在しないために移植時にヘボくなることは起こりがちだ。
 しかし、それ以上にATマシンと98の洒落にならない性能差というものが、海外移植作の例外なき駄作化という異常事態を引き起こしていた。

 確かに当時のATマシンなら、SFCと比べても引けをとらないゲームを作ることも可能だった。しかし、98のあまりに貧弱なGDCではファミコンレベルのスムーススクロールすら満足にこなせなかったのだ。余談になるが、当時の海外ゲームの移植作業はスーファミのゲームをファミコンに移植するような苦痛と惨めさを伴う作業だった。

 ようは、当時の98はSFCと比べてさえ、優位に立っているのはメモリの多さとグラフィックの解像度だけだった。
 で、インタビューでは「結局、日本のPCゲームはSLGの一部とアダルトゲームしか生き残らなかった」としているが、それは当然の結果。
 そこそこ余裕のあるメモリを活かした作り方を出来るSLGと、自由な市場と解像度の高さを活かしたアダルトゲーム意外では、何を作っても家庭用ゲーム機以下のものにしかなりえなかったのだから。

 アーケードゲーム業界やコンシュマー業界に才能がどんどん流出していったせいで現在のPCゲーム業界の惨状があるとする意見もあるが、もしそれらの業界がなければ、いまごろ日本はゲーム業界というものが存在しない国になっていただけのことではないだろうか。
 そして、陳腐化したアーキテクチャのもとでPCゲーム業界は完全にダイナミズムを失い、開発者の心には

「98で作るんだから、SFCのゲームよりへぼくても仕方がないよね」

という負け犬根性が染み付き、ユーザーもそれをなんとなく認めてしまった。だからPCゲームはつまらなくなった。この業界から逃げ出す奴は当然逃げ出した。98という老朽艦に載った日本PCゲーム業界は、Windowsの時代になったら沈没することは誰の目にも明らかだったからである。

 というわけで、俺は日本のPCゲーム業界滅亡の原因にPC−9801諸悪の根元論を自信を持って提示したい。反論待つ。
 

3月12日

 今日、Game Japanのインタビューを見て懐かしくなったので、パソコンゲームについて話をしよう。
 いや、パソコンゲームじゃないかもしれない。俺の話になるかもしれない。

 俺が某社に勤めていた最期の年、それはたぶんパソコンゲームの終わりの始まりの年だった。
 その時、俺はスーパーファミコン(以下SFC)でゲームを開発できる環境がうらやましくて仕方がなかった。
 当時はPC98全盛時代で、98がその圧倒的シェアにあぐらをかいて性能アップをおろそかにしていた時代だ。

 なにせ、現在皆が知っている某社で結構出世している当時のプログラマが新しい98のスペック表を見て激怒し、そのスペック表が掲載された98専門誌を壁に叩き付け、大声でわめき散らしたぐらいだった。
 そのプログラマはローギアしかないフェラーリだと罵倒していた。

 NECはインテルの在庫一掃セールで新製品を作っていると言われていた時代だ。
 今現在のPC事情で例えると・・・・・・そうだな

「NEC最新機種に最新アーキテクチャ、MMXペンティアム200MHz搭載! 4MBの大容量V−RAM16MBの広大なメモリ空間! 」
「HDD3.2GBモデル本体定価398,000円!
というのと同レベルの度胸だろう。いやマジで。なにせ、最高性能の98が、当時マルチメディアマシンを名乗るのに最低限必要だとインテルが提唱したM(マルチメディア)PCという規格の最低要求環境に満たなかったのだ。海外とは性能で3年遅れていると言われていた(今、海外から3年遅れるとどのぐらい性能差が生じるか、考えるだけで恐ろしい)、まさに日本PC史上最低の時代だった。

 しかも、最初に出たPC98VMという、当時から考えても遅くてどうしようもないマシンでも遊べるゲームを作らなければならなかった。最低動作環境は5年ばかりVMのままだったのだ。今で言えば、最低動作環境がペンティアムの66Mhzかそれ以下の動作環境だと言えるだろう。

 それでいったい、何を造れというのだ?

 多くのパソコンゲームのクリエイターはそう思ったに違いない。
 ゲームマシンとしての性能は、はっきり言ってゲーム機を下回っていたのだ。
 勝っていたのはグラフィックの解像度ぐらいのものだ。
 答は3択、家庭用(コンシュマー)に逃げるエロゲームを造る廃業するしかないのだ。

 俺は、結局家庭用に逃げるを選択した。PCは余りにも性能が悪すぎたのだ。
 しかし、細かい仕事を受けつつ絶望的な気分で今後5年は造れないだろうと思いながら、なかば意地だけで進行させた企画がいきなり実現可能な環境が現れた。
 プレイステーションであった。おれは当時、V−RAM2MB・CPU386以降という当時としては絶望的なスペックを要する企画をたった一人で進行させていた。当分造れないだろうと絶望的な気分になりながら立てた企画。
 それがいきなり造れそうな環境が降ってわいたのだ、きみがPCゲーム開発者なら飛びつかずにいられるか?(明日に続く)
 

3月11日

 明日はPS版Dead or Alive(以下DOA)の発売日!
 ああ! はやく無闇に揺れる乳を拝みたい! 乳! 乳ッ! 乳ィ〜ッ!

・・・・・・ 己の欲望に正直になってみましたがいかがでしょうか? ・・・・・・すいません、俺はまだ嘘をついておりました
 乳揺れも、本当はただのおためごかしでしかありません。ええ、バインバイン揺れまくる乳など要素の一つでしかないのです。

 このゲームの本質はパンチラにあります。
 短いスカートの裾からパンツがチラチラどころか豪快に丸見えまくるカタルシスに、

「地味だけどよくまとまったゲームだね」

 なんてゲームシステムへの言及みたいな屁の突っ張りにもならない感想なんか100万光年先まで吹っ飛ぶ! む、一瞬だけくそゲーハンターが出ましたね。

  このDOA、海外でもやっぱり

「これだけ出来が良いなら乳揺れとかパンチラがなくても充分面白い」

なんていうピューリタニズム溢れる寝言をおっしゃるヤングメンはたくさんいらっしゃいます。
 あのなぁ、もしこれがただのアーケードの移植だったら、きみはこのゲームを買うとでもいうのか!
 断言してもいい、このゲームがもし旧アーケードコスチュームのみで乳揺れカットだったら、ただの出来のいいバーチャル飛竜の拳でしかないじゃないか。そんな台詞は三国無双を発売日に買ってから吐くものだよ。
 格闘ゲームってのはもう5年前から、キャラ萌えまで含めて商品価値を論じられる時代になっているということがいまだに解ってない奴が多すぎる。
 ゲーム性とキャラクター性、この2つを同時に満たさなければ格闘ゲームでの成功はありえないという現実を直視したテクモの開発陣の英断には拍手を贈りたい・・・・・・と、サターン版DOAのパンチラを眺めながら思うのでした。
 

3月10日

 会議室の方でばらされてしまったが、ウチのお母(か)んが結婚しろ結婚しろとうるさくてしょうがない。
 そもそも相手もおらんのにどないすんねん!
 と切り返したら、見合いしろって言われてさらに困る羽目に陥る。

 ちょうどいま、ちょっと血糖値が臨界点を突破したゆえ減量の最中なので、

「体重が70キロ割ったら見合いする」

ことを宣言。ちなみに今の俺の体重は120キロ。お母ん卒倒。
 話のネタで見合いしてもいいけど、さすがに見合いするなら体重減らしてからにしたいところ。で、そこそこ見られる好青年のルックスで、趣味の話になったとたん
「趣味はインターネットを使ったきっつい画像のコレクションです。あ、でもエロ画像じゃありませんよ。スカム系とかモンド系って言うんですかね、キンタマが地面に届くぐらい腫れ上がったどっかの原住民とか、崖っぷちでやってる最中に落ちたんでしょうね、脳みそブチまけてるのに下半身だけは繋がったまんまのペルーのホモの変死体とか」
 という話を是非していきたい。

 ところで、俺の見合い勧告ネタを垂れ込んだHENもあんまり笑ってられんということに気がついてるのか。
 見合い相手の候補にHENの妹も含まれていたという事実についてはどのようにお考えですか?
 うん、そう。また例によってうちのお母んの思い付きだ。

 でもあれですな、子どものときは友達の妹なんて友達の女装姿を見たようなキツさしか感じないけど、高校卒業あたりになったらみんなそれなりに奇麗になっていくもんですな。顔は友達そっくりなままだったりするけど。
 

3月 9日

 今日も商業系の海外のゲームサイトの掲示板を読む。掲示板ってーか、メールの投稿を受け付ける読者コーナーなんだけどね。今日は、

Xenogears(ゼノギアス)がなぜわしらの国(メリケン)で発売されんのじゃあ〜!」

 という魂の叫び特集だった。別にええやんゼノギアスごときなんて思うのは日本人の傲慢というもの。
 基本的に日本人以上にスクウェアのゲームが好きで、すべての面において自分の国が世界一自由だと信じて疑わないアメリカ人が、

「ゼノギアスは宗教的にヤバいのでアメリカでは発売できない(けど、日本では年齢制限なしで発売できる)よ〜ん」

という事実を受け入れたくなくてしょうがねえということがよく分かる内容でした。
 

3月 8日

 きのう上祐店長(近所のゲーム屋の店長)から貰ったGダライアスの体験版をプレイする。
 最近STGをぜんぜんやってない俺でも余裕で2面まで行ける難易度に好感が持てる。
 うん、そうだよ。HEN(幼なじみ・バカ・うんこ・プログラマ)の想像どおりの快適な処理落ちで、自動的に難易度が下がってるんだよ。

  ところでこの上祐店長だけど、別にこれが本名ってわけじゃない。
  店長は外人に例えればバットマンのロビン役の人トレインスポッティングの主人公に似ているかなりの男前となるけど、なぜか日本人で例えたらオウムの上祐被告似だとしか形容のしようがない雰囲気をたたえている。だから上祐店長
 

3月 7日

 あいかわらずHPの作成に時間を費す。その合間にちょこちょこ単行本のゲラのチェック・・・・・・
 ・・・・・・なんか、HP作成の息抜きに仕事してるって感じだ。

 そういや昨夜のNiftyのチャットでは、ハヤヲ君の利口息子の話題で盛り上がる。
 うん、そう、あれです。

ヤクでラリって六本木の交差点でスポーツカーで派手にオカマした」

という根も葉もなく、ありえそうもないただの噂話です。
 

3月 6日

 ちょっと暇になってきたので、前から作れ作れと言われていたホームページを作成する事にした。
 日記を毎日つける事により文章能力の向上を図り、いずれはコラムニストとして大成しウハウハの人生を歩もうとか、この日記を読んで感動した超大手ゲーム会社の社長が是非役員待遇で我が社にとスカウトに来るのを

「いや、御社にはY岡という男が勤務していますので辞退します」

等といってかっこよく断る自分の姿を妄想して悦に入りつつ作成開始・・・・・・。
 結果、ホームページ作成はめんどくせぇということを学習する羽目になった。ひとつ勉強になった。

というわけで、皆さんよろしく



PROMPT>_